Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

マーラー「子供の不思議な角笛全曲」主要録音全網羅批評 1(No.2090)

2012-07-18 20:23:04 | 歌曲作曲家・マーラー(1860-1911
 クラシック音楽界のドン・キホーテ = 私高本 が風車に向かってまたまた突進するぞおぉ(爆

 マーラー「子供の不思議な角笛全曲」の主要録音を批評しまくる、「犬のサンダル集め」で収集したからなあ、、、


 時系列に従い、紹介&批評する。好きなCDだけでなく、好まないCDでも紹介&批評する > 主要全曲盤は
逆に「抜粋演奏」については、素晴らしい! と感じている「ハンプソンDVD」でも取り上げない。「オレ流」開始。


マーラーらしい「溜め」が皆無に近い「子供の不思議な角笛」全曲世界初録音 = 独裁者セル指揮盤、シュヴァルツコプフの衰えも歴然だし(涙



セル指揮、ロンドンフィル、フィッシャー=ディースカウ(ソロ4曲+デュオ5曲) + シュヴァルツコプフ(ソロ3曲+デュオ5曲)で 全12曲 1968.03録音


が書き漏らしてはならない主要データ。この録音から「子供の不思議な角笛」録音は全てが開始された。


 まだ「マーラー・ブーム」とかが始まる前。不思議なことは、ワルター とか バーンスタイン とか「マーラー指揮者」でなく、セル が振っていることだ。「筋肉質」とも称される セル の棒が「溜め」重視のマーラーと合っているの? は偽らざる疑問だろう。 その疑問にストレートに答える。

セル指揮マーラー「子供の不思議な角笛」は、『溜めが足りない』演奏


である(泣
 この盤を薦めるヒョーロンカが多いことには疑問が大きい。

EMIから貰ったカネが多いならば「テンシュテット盤の方が圧倒的に良いじゃないか(怒


 与えられた条件の中で最善尽くせよ > ヒョーロンカ


 「セルの気質」が「古典派中心」なことはしゃーない。「育ち」からは誰もが抜けられない。私高本は「産みの母親」から「何でこんなに下品に育ってしまったの?」と詰問されたが、「あなたとは産まれも育ちも違うでしょう? しかも、私高本はコントロール不可能で、あなたたち夫婦の問題です!」と答えた。

田舎から東京近郊に、ポッと出てきたが「物価に耐えかねて、安いところに居住した」が原因


である。
 話を元に戻そう。この盤は相当に問題がある(爆

 
コメント
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