Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

マーラー「子供の不思議な角笛全曲」主要録音全網羅批評 2(No.2091)

2012-07-19 22:01:38 | 歌曲作曲家・マーラー(1860-1911
 クラシック音楽界のドン・キホーテ = 私高本 が開始した「狂気のシリーズ」第2回。「レコード芸術誌」で特集が組まれる度に最上位に来ている「セル盤」を徹底解剖(爆
 続編だぞお


セル指揮「マーラー:子供の不思議な角笛」の問題点一覧



  1. 「テンポ設定」が全てが全て『独裁者=セル』が決めており、声楽ソリストは「オケの1番管楽器奏者扱い」


      これが最悪の根源。「フィッシャー=ディースカウ + シュヴァルツコプフ」でこの扱いかよ > 独裁者=セル!
     そもそも「セル指揮マーラー」って、交響曲では色んな「CD屋」が放送音源まで探っても、第4番「天上の生活」と第6番「悲劇的」しか発掘されていないし、2枚とも「名盤」扱いの記憶は無い。猫頭ヒョーロンカ=私高本 でも、まだボケてないぞ(爆
     「マーラー語法」が「フィッシャー=ディースカウ」よりも「シュヴァルツコプフ」よりも劣っている爺さん = 独裁者セル がテンポを決めたことが最大の悲劇。「非音楽的」なんだよねえ > テンポ設定が。
     その為に、フィッシャー=ディースカウ は「たっぷり歌えない」し、シュヴァルツコプフ は息が切れる。こんなバカ指揮者を起用しての「世界初録音」かよ(瀑涙

  2. 「歌手が歌う曲と箇所」を全て セル が決めた


      断言する。「マーラー指示」とは無関係。「高い知性を讃えて」をシュヴァルツコプフだけに歌わせているし。この曲は、2点B → A の跳躍があるので、超有名。既に広い音域が歌えなくなっていたシュヴァルツコプフに割り振るのは変。うまく歌えていないし > シュヴァルツコプフ

     この「恐怖政治」の下で、フィッシャー=ディースカウ と シュヴァルツコプフ が「最善を尽くせたか?」は、私高本は大いに疑問を感じる。

  3. 「テンポ」「リズム」「アーティキュレーション」が『マーラー的』に感じられない


      バーンスタイン指揮 や テンシュテット指揮 や バレンボイム指揮&ピアノ では、沸き立つ「マーラー的」が全く感じられない(泣
    なんだか「バーンスタイン指揮で世界初録音を阻止するためだけ!」に録音したようにさえ感じられるのだ。何で、CBS 録音でないんだい?

  4. セルは「子供の不思議な角笛」の歌詞を「子供向け」程度に考えていて、シンバルと小太鼓を「ソリスト」に被せている(泣


      セル が「声楽付きオーケストラ曲の大家」との話は、今のところ聞いたことは無い。この「被せ」は酷い。う~ん、マーラーに限らず、オペラに限らず、ベートーヴェン「第9」などでも一切皆無。私高本の情報収集が不足なのだろうか? 「オケだけの曲」では、特に古典派で高い評価の曲は山積なんだが(爆

  こんなバカな録音薦めるなよな > ヒョーロンカの皆様
コメント
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