2/4シューベルト室内楽特別コンサート当日券あります
「渡部玄一 のプレトーク」を聞きたい方は、18:34までにお越し下さいませ。演奏だけでOKな方は19:03までにお越し下さいませ。仕事などで遅れる方は、できれば19:18までにお越し下さいませ。後期作品2曲は聴くことが出来ます。
本日の合わせを聴いたのだが、
「シューベルト最後の1年の器楽曲」の集中度の異様な高まり = ピアノ3重奏曲変ホ長調op.100 D929 が発端
を強く感じた。「冬の旅」第1巻(第12曲まで)を作曲完了した後に手を付けた器楽曲が、このピアノ3重奏曲変ホ長調。「トレモロの効果」とか「フォルテのチェロの低音トリル」とか『響きの豊かさ』を増す作曲法になっていることが鮮明なのだ。
もし、ピアノ3重奏曲変ホ長調op.100 D929 が「無かったら」、『死直前1年の全ての器楽曲』が産まれなかった可能性が高い。(交響曲第8番「グレート」は1825年の作品なので除外して(推定順で)
「わが挨拶を送らん」幻想曲ハ長調D934
即興曲集D935
連弾の為の幻想曲ヘ短調op.103 D940
楽興の時op.94 D780/1,2,4,5 & D946/3
ピアノ小品D946/1&2
ピアノ連弾の為の小品D947&D951
ピアノ3重奏曲変ロ長調D898
弦楽五重奏曲ハ長調D956
ピアノソナタ第19番ハ短調D958
ピアノソナタ第20番イ長調D959
ピアノソナタ第21番変ロ長調D960
これらが無かったら、「シューベルト器楽曲評価」は愕然とするほど低いよね(泣
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