Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

読売日本交響楽団2024.10.09定期演奏会批評(No.2971)

2024-10-10 14:33:03 | 批評

素晴らしかった前半 伊福部昭「サロメ」から「7つのヴェールの踊り」&ブラームス ヴァイオリン協奏曲


  常任指揮者=ヴァイグレ指揮の定期演奏会。直後に「ヨーロッパツアー公演」に持って行くプログラムである。

  「日本モノ」として選ばれた=伊福部昭「サロメ」から「7つのヴェールの踊り」である。リズムに固執する伊福部昭の特徴を掴み切った鋭い演奏。盛大なブラヴォーが冒頭曲から繰り広げられた。
  続くブラームス ヴァイオリン協奏曲。初共演となるテツラフであったが、「ピアニッシモの語りと囁き」を絶妙に活かしたヴァイオリンの妙技を披露、ブラヴォーの嵐となった。アンコールのバッハを含め、「ヴァイオリン ピアニッシモの魅力」を余すところなく発揮した。


 後半のラフマニノフ交響曲第2番は、好悪別れる演奏。読響は充分に鳴っているのだが、効果が伊福部&ブラームスに比べて希薄なのである。第1楽章終了時、退出者出たのは理解できる。ヨーロッパ公演も後半大丈夫?
終演時間=21時16分。
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