Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

再度 NHK交響楽団第2016回定期公演2024.09.14ルイージ指揮ブルックナー交響曲第8番批評(No.2982)

2024-10-23 16:00:06 | 批評
2024年10月20日(日)標題の演奏会が「リハーサル風景」込みでTV放映された。当該批評は以下の2本。
NHK交響楽団第2016回定期公演2024.09.14ルイージ指揮ブルックナー交響曲第8番批評(No.2945) - Piano Music Japan
NHK交響楽団第2016回定期公演2024.09.14 & 15ルイージ指揮ブルックナー交響曲第8番批評(No.2946) - Piano Music Japan
興味深かったのは、「リハーサル風景」。

第1楽章開始早々、チューバ奏者をワーグナーチューバの「隣に移動」指示、それに伴いトロンボーン奏者が左から3番、2番、1番順にチューバの右


になり、私高本が初日に見た配置となった。
練習番号D(97小節)から練習番号G(143小節)まで、ワーグナーチューバ4番奏者とチューバ奏者(ノヴァーク校訂楽譜には「コントラバスチューバ」と記載されている!)は「オクターブで演奏」が半分以上なので、納得の指示である。
本番については、NHK交響楽団第2016回定期公演2024.09.14ルイージ指揮ブルックナー交響曲第8番批評(No.2945)記載の通り。


実は、2022年12月3-4日ルイージ指揮ブルックナー第2番初稿 は2日共に悪い演奏では無かったのだが、感動に至らなかったので、批評は書かなかった。初日の放映を録画しておいたので、今回改めて聴いて見ると

ルイージ指揮ブルックナー第2番は、音と音の繋がりが悪く、「切れて聴こえる」


のである。第4番や第8番では繋がっているのだが。ルイージの解釈なのか? 練習時間不足か? は分からない。


ルイージ指揮ブルックナーは、第9番 → 第4番(1878/80年稿) → 第2番初稿 → 第8番初稿 の順に演奏したハズ。第9番はナマを聴いていないのでわからない。(NHK放送では音響を操作するから)
第4番は良かったので、第2番を期待して聴きに行ったらハズレ、第8番は期待せずに行ったらアタリ、よく解らないモノです。

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