1815-1818の「シューベルティアーデ立ち上げ時」は、まず「舞曲」が必要だった。シューベルトは即「12のトリオ付きメヌエット」D135+D139+D145+D146 を作曲する。「トリオ」は別の曲なので、実質24曲である。全曲演奏を目指した曲集とは思い難い。多分、中から抜粋で演奏した、と推察される。この曲の後には、D158のエコセーズとD299の「12のエコセーズ」が作曲された。シューベルトの「生前作品番号付き舞曲集」を見る限り、「エコセーズはワルツ類(ドイツ舞曲、レントラー etc.)の後に退場行進曲として演奏された」ことがはっきり示されている。多分、D135+D139+D145+D146 の後に演奏する曲だったのだろう。
今回、佐伯周子が演奏する D681 は、頭の4曲が紛失しており8曲しか演奏できない><
だが、D135+D139+D145+D146 に比べると「誰の耳にも明らかな跳躍」がある。
今回、佐伯周子が演奏する D681 は、頭の4曲が紛失しており8曲しか演奏できない><
だが、D135+D139+D145+D146 に比べると「誰の耳にも明らかな跳躍」がある。