詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

詩 海霧

2010年06月08日 | 
ふるさと北海道の夏は
とりわけ霧の朝が多い

なんだかいつも
未来へと飛び込んでゆくように
駆け下りてゆく坂道のひんやりした風

開拓時代に 様々な点で
アメリカを参考にした北海道なので
米軍のも 自衛隊ものも
演習はすべて北海道でやってはどうなんだべか?

夏の北海道は熱帯雨林よりも過酷だし
冬の北海道はシベリアと大差ない
おまけにヒグマという世界一凶暴な敵軍もいる

それにしても何故
地元の支持が得られず
どう考えても不可能だというのに
世界一美しい海をこれ以上破壊しようというのか
世界一危険な普天間飛行場の廃止を餓鬼のように拒み
県内移転にアメリカがこだわるのか

属国の奴隷たちのうろたえる様が可笑しいのか
「地元の理解が得られない基地移転はありえない」とか言いつつ
「地位協定」の改善もまるでやる気がない
奴隷たちが何処まで我慢するかという
賭けでもやっているのか