詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

懐かしい新潟の映像を観て灰について考えた

2010年06月29日 | 歴史
途中でトイレに立ったのであまり自信がないのだけれど・・灰の灰汁(アク)にチマキを漬けるのは、鹿児島の○○というのと同じ製法なのでは?
(サ摩、サ渡、土サ、十三、サ賀・・等の海洋交易民「倭人」の交易範囲なのだろうか?)

江戸時代で財をなした商人に、灰や人糞を扱っていた商人が多い。人糞は畑に撒くくらいだったけども・・灰は、肥料(焼畑農業以来)、山菜等のアク抜き、焼き物の釉薬、清酒用、醸造発酵麹用、種ジャガイモの切り口消毒用等・・

人類最古の文明が灰の活用だったのではとも思える。種ジャガイモや、冒頭の新潟や鹿児島のアクの利用も保存的意味(灰は殺菌作用が大)があり、焼いた肉を灰に包んで地下に埋めておくと何年も保存可能とか。

藻塩焼きのように、海草を焼いて塩を得る方法が、岩塩などない地方で塩を得る最古の方法であり・・その起源は、塩など得ることが不可能なニュージーランド奥地で、わずかに塩を含んだ地質の植物を焼いて塩分を得るという方法と似てはいないのだろうか?