詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

日本国への診断書と処方箋

2011年06月30日 | その他
どんどん消費はした方がいいと思う

市場をお金が回る回数が多いほど景気が良くなるが、それが一箇所に滞ってしまっているのがこの国の最大の欠陥。

その対策案としてー”原価する貨幣”としての地域通貨を童話作家エンデ等が提案・・これは、最後には貨幣価値ゼロになってしまうので競争して消費を。
その弊害を防ぐために、減価時期での宝くじ機能を紙幣番号に付加する。
その宝くじ景品には、緊急時以外は暇な・・自衛隊から新設した「災害救助隊・原発管理廃炉省」に国有地・耕作放棄地等を利用した「畑付き別荘地」(今回のような大災害には優先的に入れるようにして、将来はすべての国民に別荘を!)や、この災害救助隊・災害救助船で製造された緊急支援物質や保存食をあてる。

以前は、地方での大規模な公共投資や、企業での従業員への利益分配率が高かったけれど、政府支出減の「財政再建」や非正規社員化でお金が隅々まで循環しなくなってしまった。そのため国民大多数の購買力減少が諸悪の根源と思う。

国民総生産の中から税金も徴収するので、この全体のパイが縮小してゆく財務省・日銀のデフレ不況はやはり間違っている。
現在は、税収減で予算不足なので増税→税収減→増税という最悪のデフレスパイラルの真っ最中と思う。

日本の国債は95%というので、約千兆円のほとんどが国内の金融機関・生命保険や大企業が債権として溜め込んでいるのを改めない限り根本的な解決はないのではと思う。
それへの対策としてはー
①購買意欲があるのにお金が無い貧困層への減税。消費税はむしろ食料品等の生活必需品減税をすべき。
②この約千兆円を市場に循環させるために、新しい投資先を創造すべき。
東電の発電部門の売却による賠償金作りは一石三鳥
③地方に、地域通貨発行権や贅沢品税やペット・冠婚葬祭・ギャンブル・宗教税等の課税権や税率決定権を与えて地域主権や地方自治を進めるべき


さらば日本

2011年06月30日 | 
失ってしまってから
ぼくらは正常な状態へと覚醒する
それは必ずしも
生きるためにではないかもしれないが

「無差別殺人」という行為さえもが
ぼくらを生かすための行為だったと
いまでは了解している
殺そうという者共に対しては
当然叛逆すべきなのだ
場の家畜のようであってはならない

君らはただ
ただその標的を誤っただけなのだ
原発事故後の劣悪過ぎる避難場や
原発事故に命を奪われつつある労働者の惨状をみれば
情報隠しによる被災者の抹殺状態を振り返れば
誰もがそう思いつつある

すべてのいのちを殺しながら
自分だけは助かろうという
恥知らずな国家と企業官僚支配の時代に再び遭遇している
僕らはかろうじて生きているが
僕らの子供たちには到底明るい未来はない

いつだって遅すぎることはない
ぼくらは地を這ってでも生きなければならないのだ
いざとなったら殺すことも辞さない覚悟で

冷血動物以下のこの国の支配層の
奴らの残虐
奴らの恥知らずの行為に滅ぼされつつある
世界一美しく豊かだった日本よ