詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

初めての物語(夢に基づいてなので現実とは無関係)

2019年08月31日 | 犯罪
夢の中で目が覚めると、なにやら壮大な式が始まろうとしている。
受付に立っているのは、長い間上司だったA氏とB氏だったので、二人に尋ねる。
「これから何が始まるんですか」
「入社式だよ。でも椅子が足りなくてまだ二人が入れないでる」「お前も入れんぞ」
でっぷりとした大男のA氏の横を覗くと、小学時代から好きだった娘と、高校時代に好きだった娘とがしょんぼり立ってる。

「部長と課長、あそこに空いた椅子があるので入らせてもらいます」
「なにを寝ぼけてやがるんだ・・
「あれほんとに空いてるな」

「失礼します」と一応周囲に一礼をする。
「あんたはどこの所属だ?」とやけに座高が高くてジャコメッティ像みたいなおっさんの真っ黒い顔が言う。
「途中入社で入ったばかりなもんで・・どこだったかな・・」
「そんなら、○○工場だな。あそこで新人研修やってたから」

なかなか式が始まらない。
ふと柱横を見ると、100インチくらいもありそうな馬鹿でかいディスプレーと、黒澤明のDVDが山積みになっている。
「これ観てもいいでしょうか」と隣のジャコメッティ像みたいなおっさんに聞く。
「式が始まるまではいいじゃないかな」
「うわ!すごい・・何から観ようかな・・」