詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

世に倦む日日 @yoniumuhibiより

2020年01月09日 | 犯罪
スレイマニへの斬首テロのことを考えると、やはり、あの中村哲殺害はCIAの仕業なんだろうなあという気分がより強くなる。気に食わない者、邪魔な者は殺して排除するのだ。しばき隊と同じだ。そういう時代というか、そういう段階に入ったのだ。岐阜の中学生のいじめ自殺と同じだ。

イスラエルも関与しているのは当然だが、ただ今回、スレイマニ暗殺を本当に要求していたのかは分からない。イスラエルにとってリスクが大きすぎるから。米国は大西洋の向こう。イスラエルは目と鼻の先。自分がイスラエル首相だったら、その決断と実行はできない。トランプはどの時点で伝えたんだろう。

これでイランは一気に核保有国になる。誰も止めることはできない。イランの核武装に制止をかける声が出なくなった。中ロもEUも何も言っておらず、しかたないなという目で見ている。既成事実化やむなし。米国がやったこと(スレイマニ暗殺)の意味と結果はこういうことだ。https://bit.ly/2Fss8qC

これを見て、イスラエルとサウジはどう思っているんだろう。脅威を感じないんだろうか。イランの核武装封じ込めの失敗と破綻だ。イスラエルとサウジの安全保障のピンチだ。米軍はいずれは中東から撤退する。石油は自給できたから駐留の必要はない。サウジは核開発せざるを得ない状況になった。

私がイランの外交官ならこういう発想が浮かぶよね。イランはずっと我慢して我慢して、苛めに耐えて、お行儀よく国際協調と外交で活路を見出そうとして、結局こうなった。一方、北朝鮮は国際社会の言うことを聞かず、突っ張り続けて、核武装して、結果、米大統領を対等な交渉の席に引っ張り出した。

北朝鮮が潰されずに生き延びられたのは、中国という強力な後ろ盾があったからだ。イランもこの教訓を見倣うだろうし、米国に敵視された国が生き延びる道はそれしかない。これまでイランの外交は、ロシアとEUの方を向いていた。今後は(ロシアの他に)中国とインドの方を向くだろう。ルックイースト。

イランはずっとEUとの協調に望みを託し、原油の取引を脱ドルで決裁できる新システムの構築を模索してきた。だが、結局、それも徒労。EUは米国の同盟国。となると、中国(デジタル人民元)しかない。イラン原油の輸出先は、中国24%、インド18%、韓国14%、トルコ9%。この4か国で65%。

岸田文雄を傀儡にして、院政敷くという話だが、騙されちゃいけないのは、安倍晋三が首相ポストを手放したらどうなるかということだ。官邸官僚の支配体制も崩れますよね。岩田明子は画面から消える。検察は昭恵の捜査を始めるだろう。独裁権力を手放したら手が後ろに回る。院政は無理なんだよ。

観測気球であり、主導権を握って政局をドライブする巧妙な作戦なんだけれど、重要なことに気づく必要がある。要するに、五輪を過ぎたら四選をめざした解散総選挙は無理だということだ。日程がない。四選するなら五輪前にやって勝たないといけない。安倍晋三、追い詰められているね。時間がない。

風のなかでは

2020年01月09日 | 
風のなかでは
迷子になってしまった草原のように
あるがままそよぐしかない

風に問いかける葉群のように
生誕のときへと
立ち返るしかない

人間などただの
思い上がった残虐な生き物
自分だけが正しいと思い込み
破壊し尽くすしか脳のない奇形猿の末裔

自然についてさえ
何ひとつ知らず
知ろうともせず
ただ騒々しいだけの出来損ないの猿

風のなかで生まれ風のなかで育ち
風のなかで
何ひとつ所有しないまま
微塵に砕けてゆく輝かしさよ

映画「棘」紹介 : 武建一の半生を描いたヒューマンドキュメンタリー

2020年01月09日 | 犯罪
投稿者: 牧口光彦

私は、奄美大島在住の牧口と申します。
今回、紹介したいドキュメンタリー映画がありますので、ご連絡させて頂きました。
それは『棘』と言うタイトルのドキュメンタリー映画で、「関西生コン」の労働組合の組
合長の武氏の半生を描いたものです。
武氏が、徳之島のご出身で、監督とプロデューサーが、奄美に立ち寄り、この映画の存在
を知りました。
内容の驚きと共に、この映画の存在を広く知らせたくお願い申し上げます。
何卒宜しくお願い致します。

〈チラシ〉より
徳之島生まれの一人の男、武建一の半生を描いたヒューマンドキュメンタリー。
その男は、19歳の時に島を出る。
大阪生コンクリート会社のミキサー車の運転手として睡眠時間2時間という過酷な環境の
中で「故郷に錦を飾る」べく働いた。
しかし、ある日、仲間が突然解雇となる。
その男は、会社に抗議をした。
「俺の仲間を明日から来るなとは、なんねん!」と。
そこから、男の人生は激変する・・・・・。
労働者を守ろうと労働組合を作り、奔走。そしてはや55年が過ぎた。
しかし労働環境の改善、賃金の値上げ交渉・・・・労働者のため、中小企業のため、交渉
すればするほど、親会社や仕入れ先の大手セメント会社や建設を請け負うゼネコンからは
嫌われる。
組合やその男に対する弾圧は厳しいものがある。そんな中でも屈せず、身を挺して闘って
いる。
いったいその不屈の精神はどこからくるのだろうか・・・。

時代は変わる

2020年01月09日 | 
時代に背を向けることなく
向き合あおうとしている人よ
時代は変わる
いま急激に変わろうとしてる

ぼくらにできることはほんのわずかだが
それでも逃げることなく
それに向き合いたい
逃げ出す卑怯者にはなりたくない

こんなにも時代は変わる
こんなにも苦しみ悩む人間が増えてく時代にこそ
私利私欲ではなく
社会貢献のために生きたいと思う

しょせん私利私欲など永遠の退却でしかない
自然界のどの生き物が
私利私欲を考えるだろうか
あるがままに生きたいだけ

時代という大きな大河に
いつまでも怯んでいてはいけない
たった一度の人生を
そんなつまらない思いで生きていてはならない

自分のこころを殺して
生きていてはいけない