詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

休日には海へ行こう

2020年01月16日 | 
お気に入りの三重県の広い海岸で
流木を拾いながら子供たちがたくさん歩いていた
焚き火でもやるんだろうか

志摩でサンマ寿司を食べすぎたせいか
胸ヤケがしんどい。
サンマだけは時々胸焼けするな

いくら食べても飽きないのが、
あけぼの「いわしのトマト煮」100円
レモン汁とオリーブオイルをたっぷりかけて食べると
頬っぺたが落っこちそうになる

休みになるといっつも一家揃って
海へと行っていたあの頃
岸壁から見下ろす海が
僕らにとってパンドラの箱に残された最後のものだった

それが希望というものだったのかもしれない
そう気づいたのはつい最近のこと

海にキラキラ揺らめく過ぎ去った人生
いまはいない両親や兄たちに乾杯しながら

大きすぎる窓を気まぐれな驟雨が
行きすぎるばかりだけど
それでも人生はまだまだ捨てたもんじゃない

休日には海へ行こう
世界一貧しい日本人には
広い広い海と青い青い風 
翳りゆく水平線しかないけど

戦前の労働者奴隷化と女性の性奴隷化

2020年01月16日 | 
戦争前には
凶作の度に女性の人身売買が日常茶飯事だった
それ以前には国家戦略のもと
財閥や天皇家の懐を肥やすために
東南アジア等に売られて行った”ジャバゆきさん”たち

それが
東北人を主体とする軍人たちの
2・26事件のひとつの原因だった
宮沢賢治の「ペンペンペンネネム・・」童話にも
ちょこっと顔を出す

現在核廃棄物のゴミ捨て場にされてしまった
その頃の青森県六ヶ所村長が
身売りされ性奴隷にされていた村の娘たちを
膨大な村の予算で買い戻したと記録にある

陸軍の「従軍慰安婦」
(ニクイチ・・と掛け声のもとに29人に一人の従軍慰安婦を)と言う軍隊への女性の性奴隷化は
その起源は日露戦争にある
日本軍があまりにも強姦をやりすぎたせいで
性病蔓延という事態に陸軍がその対策として考えた

僕の祖母や母が言っていた
強制連行された朝鮮半島や中国の人々が、
敗戦後に炭鉱ある鉱山から逃げ出して
祖父母の家にも食べ物を求めたので、あげたそうだ

その後ことごとく捕まった彼らが、
素っ裸数珠繋ぎにされ
棍棒で殴られては町中を引きずりまわされたんだとか
母は「とてもひどかったよ」と言っていた

日本の未来が、またそんな風になってしまわないといいんだけど
身売りされ性の奴隷とされていた村の娘たちを
膨大な村の予算で買い戻したと記録に残されている。

日本の未来が、またそんな風になってしまわないといいんだけど