詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

とんでもない国の とんでもない介護

2020年01月15日 | 
母の介護中に
一番往生したのは雨だった

ちょっとの雨で
窓一面が滝状態となる
それも新築三年目ぐらいから

あっちからもこっちからも
雨だれが落ちるので
洗面器やらバケツやら
タオルの総動員だった

そんなのを
寝たきりの母には悟られまいとして
ラジオをつけっ放しだったり
母の好きな美空ひばりを口ずさんだりだった

とんでもない国の
とんでもない介護だった

素っ裸のぼくはそう思う

2020年01月15日 | 
不幸せは
シャツに開いた穴みたいなもんかもしれない
いじくってると
だんだん大きくなってしまう

穴の存在なんか忘れて
身軽を楽しめばいいのに
自分の姿に惚れこみなおしたり
こんなんじゃなかったのにと
嘆き哀しめばいいだけなのに

けれどもパンツに開いた穴は
誰からも顰蹙を買う
誰もが似たようなもんというのに

大きくて邪魔臭かろうが
小さくて探すのに苦労しようとも
どっちでもいいべやと思う

家ではいっつも
素っ裸のぼくはそう思う

明日

2020年01月15日 | 
「さよなら・・また明日」と
何度君にそう呟いただろうか
いつもの黄昏の街角で
自転車で去ってゆくきみの後姿へと

認知症で寝たきりの母にも
「おやすみ母さん」
「いい夢をね」

明日にはたぶん
明日の風が吹いているのだろう
明日には
ぼくやきみが何もかも無くして
震えているのかもしれないけど

それでも「また明日ね」と
希望を込めて呟くしかない

誰にだって
明日も生きようという生命を
抹殺することなんかできないのだから

静かなる叫び

2020年01月15日 | 犯罪
https://gyao.yahoo.co.jp/p/01081/v00111/

1989年12月6日、モントリオール。理工科大学に通い、就職活動中の女子学生ヴァレリーとその友人であるジャン=フランソワは、いつも通りの一日を送っていた。しかし、そんな日常は突然、恐怖に陥れられる。男子学生の一人がライフル銃を持って構内に入り、女子学生を目がけて次々と発砲し始める。容赦ない銃撃に必死に逃げ惑う学生たち。犯人は14人もの女子学生を殺害し、最後は自殺を図る。重傷を負いながらも生き残ったヴァレリーと、負傷した女子学生を救ったジャン=フランソワ。心に深い傷を負った2人は、その後も継続する非日常の中でもがき苦しみ、闘い続けるが――。

キャスト
ヴァレリー:カリーヌ・ヴァナッス ジャン=フランソワ:セバスチャン・ウベルドー
スタッフ
監督・脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

カナダ・アカデミー賞(ジニー賞)で歴代最多9部門受賞。『メッセージ』『ブレードランナー2049』でいま最も注目される監督ドゥニ・ヴィルヌーヴの原点とも言える渾身の一作。

1989年12月6日、モントリオール。理工科大学に通い、就職活動中の女子学生ヴァレリーとその友人であるジャン=フランソワは、いつも通りの一日を送っていた。しかし、そんな日常は突然、恐怖に陥れられる。男子学生の一人がライフル銃を持って構内に入り、女子学生を目がけて次々と発砲し始める。容赦ない銃撃に必死に逃げ惑う学生たち。犯人は14人もの女子学生を殺害し、最後は自殺を図る。重傷を負いながらも生き残ったヴァレリーと、負傷した女子学生を救ったジャン=フランソワ。心に深い傷を負った2人は、その後も継続する非日常の中でもがき苦しみ、闘い続けるが――。

あっばれ首をくくるばかり

2020年01月15日 | 
ぼくにも君にも
いよいよなにひとつの自由も
未来も残されいない
奴隷と変わらない境遇がまっている

ずうっともアメリカの奴隷で
世襲政治家や国家官僚や大企業官僚の奴隷
さらに悪いことには
えばりくさったマスコミや宗教団体の奴隷だ

もうこんな国は真っ平ごめんだ
ふるさと北海道へと帰って
もう金輪際税金なんか納めるもんか
こんな腐りきった国はどうなろうと知ったもんじゃない

自分だけの畑を作ろう
海や川で魚を釣ろう
山菜をたくさん保存して
薪をたくさん割ろう

それでも生きてゆけないというなら
尊敬するー関寛斎みたいに
あっばれ首をくくるばかり