詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

川柳 (推敲形)

2011年06月21日 | その他
夢ならばもっと極彩色で死体だらけかも

亡き娘の帽被る母もまた風と波のなか

輝く瞳に銀河傾きつつあり放射能もまた

増税としか喚けんのかオウム以下の政官僚財界マスゴミ

仮設また期限付きで電気水道ガス食費をどうするや

旅立つとは遁走熱い涙じゃなく昔の暮らしに戻ることだべ


原発事故(賠償・安全対策)問題は東電問題

2011年06月20日 | 政治
原発事故(賠償・安全対策)問題は東電問題とも言っても過言ではない。
それについて詳しい記事「『大機小機』ー東電問題への対応の正論」はー「ここ」

自民党も賛成する民主党案では、私利私欲で日本を滅ぼしつつある東電の暴走が止まるどころか・・電力料金値上でさらに肥大化する可能性が大きい。

原発事故を起こして、多くの日本人を生死の危機へと追いやろうが、情報隠しによって被爆させなくてもよかった人々までもを被爆させようが・・何の罪や責任を追及もされないというなら、日本中の電力会社が東電を見習うことだろう。
東電支援という理屈での電気料金値上げや、原発事故など起こしても一切責任が問われないという倫理崩壊や、従来以上にやりたい放題になることだろう。

非情なる国の貧乏人の詩

2011年06月13日 | 
やっとすべての借金を返済し終わったので
たまには寿司とビールでもと思ったが
回る寿司でも到底無理な貧乏人なので
6時以降は半額になる398円の寿司詰めを買ってきた
ビールは一番安い発泡酒

山之口獏さんほどではないけど
年収は平均すると100万円くらいのもの
寝たきりで痴呆症の母の介護休暇で
年収がほとんどゼロの年もあったのだから仕方がない
それでもしっかりと税金や健康保険料を徴収されたが

でもしかし
100万円くらいでは暮せない国が異常なのではないのか
年収200万円以下が国民の大多数で
その上に家など買ってしまうと
一生その借金支払いで年老いてしまうという国が異常なのではないのか
さらにその上増税増税と喚き立てる
政府や官僚や経団連やマスゴミが異常なのではないのか

三行狂歌(1)

2011年06月13日 | 
海ゆけば津波の死者たち
原発から有毒の煙はたなびき
原発跡地には人の声なく

増税しか言わない政府は
やるやる詐欺以下
税金横領官僚が滅ぼしつつある国

この国の借金の
半分は官僚が強奪し
あと半分は銀行の資産に

いつの間に発狂しつつ日本人
欧米の奴隷は
核原発廃棄物のゴミ捨て場に

強制終了の
声は届かず十数年
地獄の下に地獄があるとは






詩  理由

2011年06月13日 | その他
臍の穴にも
尾てい骨にも
盲腸にも
理由があるのだという

すべてのもの
すべての生き物にもまた

一筋の川の流れにも
一本の毛にも理由がある

一筋の涙にも
そして たぶん
ぼくやきみの命にも
ぼくやきみの命を育む
野菜や一片の肉にさえも







詩  流れよ涙

2011年06月13日 | その他

流れよ涙
滅びつつある人類のために
血の色をした夕陽に
あかあかと輝く水脈のように

人間が
この地上のすべてを滅ぼしつつあるのだと
人間こそがむしろ
滅ぶべき生命なのだという悲鳴が鳴り響いている

むしろ人間に代わって
ロボットやコンピューターの支配する世界の方がいい

「マトリクス」の世界も
それほど悪い世界とも思えない
それほどまでに
この世界を破壊し尽くしたのは人間たちだ

自然を破壊し尽くし
絶望をまき散らした人間たちの未来は
到底明るいはずがない



川柳4 「放射線の雨に打たれながら」

2011年06月12日 | その他

核の雨に草木鳥獣魚我も濡れながら

雨が降るチェルノブイリ化の国の真ん中へ

餓鬼畜生官僚カルトが滅ぼす国となり

宗教は現在(いま)では殺しとマネーロンダリング

末期資本主義が牙向く先は若者子供へと

美しい言葉も人間もはや毒まみれ

極悪人「仙谷」から人削除すれば操りロボット

自殺した作家たちー川端康成、三島由紀夫、太宰治&大好きだった換骨の関寛

2011年06月12日 | その他
だいぶ前にブログで、北海道でも最低気温の陸別町の開拓に老齢になってから入った信じられない反骨者関寛斎(明治維新前後での軍医でのトップ)について書いたら、「自殺するような人間は好きじゃない」というコメントがひとつだけあった。
彼の作品はー

川端康成、三島由紀夫、太宰治も・・谷崎潤一郎もあまり好きではない。
彼らのあちこちから、自己満足が第一という高慢さと感覚第一の脆さを感じる。
僕の十代の頃から愛した作家たちは、死など眼中になく壮絶に死と戦った・・正岡子規や宮沢賢治や坂口安吾や松下竜一(戦後最高のノンフィクション作家)だからだったのかもしれない。

◆子規いわくー大事なのは、いつでも死ぬ覚悟と思っていたが、そうではなくどんな悲惨状態でも生きるこ・・全身結核菌に犯されて全身が腐れて濃まみれ、号泣のままで俳句・短歌と口語文の変革をただ一人成し遂げたあとに逝ってしまった子規。
◆安吾いわくー堕落せよ。とことんまで。安吾の歴史物は戦後の歴史を一変させた。
◆賢治いわくー銀河へと微塵と砕けよう。賢治の理想は原発事故以後ますます輝きを増しつつある。
◆松下竜一はー戦後史を振り返る際に欠かせない多くの記録を残してくれた。
歴史上の人物に例えると、足尾鉱毒事件に命を賭けた田中正造翁のような百年に一人出るかどうかという偉大な人物だった。

自殺したのかどうかはよくわからない谷崎潤一郎に関しては、最初に『細雪』を読んでしまったのが間違いの元だったのかもしれない。
彼の『美味礼賛』を、十代の頃に読んでいたらなとつくづく思う。
どんな分野でも、自力だけで頂点を極めるという人物は尊敬されてしかるべきと思う。




今日のなう(アメンバーブログのメモ帳)からー

2011年06月11日 | その他
『コンピューター監視法案危険性続き』はー「ここ」仙●というのは、悪徳弁護士の典型。何度殺しても殺したりない・・ナチスのゲッペルス等のような人間と思う。

『国が主導する「遺伝子組み換え食品」の恐怖』はー「ここ」
核兵器といい、原発といい・・あらゆる分野で、地球と人間とすべての生き物の抹殺を試みてきたテロ国家・侵略戦争国家・軍産複合国家アメリカと思う。日本人にできることはと言えばー原爆とい…

『気になる話』はー「ここ」
アメリカから除草剤として枯葉剤を大量に買って、その後ベトナムのダイオキシン被害に驚いて・・日本中の山林にドラム缶を放置し、ベトナム戦争後世界一の奇形児を生んだのがこの国の林野庁という役所とか。それを発表したために…

『川柳 3』はー「ここ」
正直なとこ、今まで賞をもらったのは俳句だけ。でもほとんどの句はもう誰かが作ってるし・・と俳句・川柳からは遠ざかってたのですが。怒りと哄笑とをバネに、新しい川柳・狂句は可能かもしれないなと思いつつあるとこです…

久し振りに気分爽快のブログ記事『マスコミが発狂状態で小沢一郎を叩きまくる、あまりにわかりやすい裏事情。「独りファシズム」より』はー「ここ」
田中角栄や小沢一郎という愛国者は、彼を尊敬してたというヒットラーを毛嫌いしてたムッソリーニに似てるのかも・・

『震災3か月、各地で「脱原発」デモ【TBS Newsi】/脱原発 神戸パレード/京都市役所前』はー「ここ」
懐かしい新宿駅東口を、びっしりと人また人の映像に驚愕した。特筆すべきなのは、警察からの解散命令にもかかわらず、だれ一人その場から離れない…

  詩  やぶれかぶれ(ランボー詩集と中上健次『19歳の地図』を読み返したい気分)

2011年06月11日 | 
やぶれかぶれはケセラセラと違って
なろうとしたって到底無理な心境
いつも間にか
やぶれかぶれとなりつつある自分がいて
やぶれかぶれで廃れつつあるこの国がある

どこかしこにも個性的な石だというのに
誰もが個性的じゃない日本人が増殖し続け
それでもやっぱりぼくらは生き物なので
石をぶつけられたり
原発事故の映像を目にするたびに
「痛すぎるぞ。馬鹿にするなよ」と思わず呟く

やぶれかぶれはもはや
ぼくらすべての運命になりつつある
昔飼っていた山羊のように「メーメー」と
日がな一日川音に包まれて
なんでもかんでもをむしゃむしゃと口にしたい気分


[付録1]
心が震え止まないというのは、頭で理解できたり、感動したりともまるで違う。
ランボー詩集と中上健次『19歳の地図』の原作・映画に十代の頃のぼくの心は震え止まなかった。
まるで地獄へと墜落してゆくような気分、飛んでいたのにずるずると墜落してゆく夢のような情景。
まるで野良犬のように、風に揺らぐ街から街へと、風の向こう側の橋をいくつも渡り・・

♪戟叉の一撃
火の雫
いいとも、けっこうさ

もう一度
探しだそう
永遠を

それはきらめく太陽と海

待ちわびた魂よ
ともにつぶやこう

空しい夜と
烈火の昼の
せつない思いを!♪   (『地獄の季節』アルチュール・ランボーより)

[付録2]川柳
◆春うらら幹事長見守る外資奴隷ーhttp://www.labornetjp.org/news/2011/0607manga 
◆売国奴官気違い菅だけ笑う国 
◆三千世界の官菅殺して朝寝したい 
◆放射線は現在(いま)はまだ安全と増すゴミ(マスコミ)は

東電が賠償金を調達する方法&東電を未来のモデルケースにすべき

2011年06月10日 | その他

◆とんでもない官僚どもについての記事『優秀省エネ天然ガス発電機国内不使用インドには売る不思議の国日本』はー「ここ」

日本の再生可能エネルギー発電を妨害しているのは原発利権官庁(経産・文科・財務)と電力会社やマスコミ・御用学者が一体となった原発利権組織群である。

さらには悪質なことには、石油・石炭よりも安価で二酸化炭素の排出量の少ない天然ガス発電の技術があり、それをインド等に輸出していながら、国内では禁止というデタラメさ。
今回の大震災直後ロシアのプーチン首相は天然ガスの供給を申し出てしていたというのに・・

それらは、太陽光・地熱・風力・バイオマス(廃材・間伐材利用)発電ばかりではなく、コージェネレーション発電(大企業でも試みられている従来は排出していた熱を利用して発電効率の倍増化。シャープの場合は天然ガス利用)や、小水力発電(最低50年は持つという水力発電にも併設)で従来の原発分くらいは十分発電可能という。
それを阻害してきたのが、新規参入企業への制約の多さだった。(例えば大口需要家にしか発電先を選べない)。

これらを改善するためには、原発賠償や原発廃炉化に最低でも10兆円以上かかるという東電を、脱原発と再生可能エネルギー発電促進のモデルケースにしなければならない。

それにはずばり、原発部門は国に売ってそれを賠償金へと振り向けたり、東電は送電部門以外の発電部門を新規参入したい企業に売却したお金を賠償金にすることしかない。(投資先を失ってのデフレ不景気脱出にもなる)
それなしには、賠償金不足も自己原発廃炉化も到底不可能だろう。

これらに反対するのは、冒頭の原発利権や電力会社への天下り利権に反対する売国奴的な官僚たちばかりであり、これをなんとかするのが主権者の国民から選挙で選ばれた政治家たちの本来の役目だ。



沖縄の放浪ルンペン詩人山之口貘

2011年06月10日 | 
『紙の上』『生活の柄』に続いて、金子光晴の次に大好きな沖縄の放浪ルンペン詩人山之口貘の詩をー
山之口貘の詩の秘密は、関東大震災(女性史研究家でアナーキー詩人高群逸枝の自伝にも訛りのきつい沖縄人が朝鮮半島人に間違われて暴行を受けたうえに投獄されているのを助けに行くシーンがある)と、その後の長い長い放浪生活にあるのだろう。
金子光晴も宮沢賢治も、その前人未踏の詩・童話作品や放浪者性は、関東大震災が色濃く影を落しているに違いない。
ぼくの大好きな詩人たちはその後、三者三様に日本文学史上の輝く星になってゆくという・・歴史の不思議さをしみじみ感じる。

貘さんもとうとうルンペンから足を洗って、昭和12(1937)年秋に小学校校長先生の娘と見合いをしたのだという。
金子光晴氏が立ち会ったというその見合いで結婚が決まったのは貘さんが33歳の頃。
新婚生活のスタートは新宿のアパートの四畳半一室で、貘さんがゆっくりと畳の上に寝られたのは16年ぶりという・・
関東大震災以来の貘さんの長い長い放浪生活や居候生活の終焉だった。


    自己紹介     山之口貘                                                     
ここに寄り集まった諸氏よ
先ほどから諸氏の位置に就て考へてゐるうちに
考へてゐる僕の姿に僕は気がついたのであります

僕ぼくですか?                                            
これはまことに自惚れるやうですが
びんぼうなのであります。


     年越の詩(うた)   山之口貘

詩人というその相場が                                          
すぐに貧乏と出てくるのだ
ざんねんながらぼくもぴいぴいなので
その点詩人の資格があるわけで
至るところに借りをつくり
質屋ののれんもくぐったりするのだ
書く詩も借金の詩であったり
詩人としてはまるで
貧乏ものとか借金ものとか
質屋ものとかの専門みたいな
詩人なのだ
ぼくはこんなぼくのことをおもいうかべて
火のない火鉢に手をかざしていたのだが
ことしはこれが
入れじまいだとつぶやきながら
風呂敷に手をかけると
恥かきじまいだと女房が手伝った
                                                          

     求婚の広告   山之口貘

一日もはやく私は結婚したいのです
結婚さえすれば
私は人一倍生きていたくなるでしょう
かように私は面白い男であるとう私はおもうのです
面白い男と面白く暮したくなって
私をおっとにしたくなって
せんちめんたるになっている女はそこらにいませんか
さっさと来て呉れませんか女よ
見えもしない風を見ているかのように
どの女があなたであるかは知らないが
あなたを
私は待ち侘びているのです

ムッソリニー菅(ムッソリニーさんゴメン!)とヒットラー江田

2011年06月10日 | その他
首相菅と法務大臣江田五月とは、後世の日本史に戦後ファシズムを完成させたムッソリニー菅(ムッソリニーさんゴメン)、ヒットラー江田として記憶されるだろ。

そのように思った記事『コンピュータ監視法反対!参議院法務委員に働きかけましょう 』はー「ここ」

今日のなう(アメンバーブログのメモ帳)からー

2011年06月09日 | 日記

夏が近付いてくると、山之口獏作詞高田渡作曲の歌が聞きたくなる。「生活の柄」や「鮪と鰯」が聞きたくなる。沖縄人は認めなかった「紙の上」についてはー「ここ」

『天国の中心で大笑い』はー「ここ」・・
忌野清志郎の歌は何度口ずさんでもいい。いつも僕は開高健を連想する。
《私たちには後退地や根拠地がないのだ。人生が戦いであるなら、私たちは退路のない戦いを強いられいるのだ》(『最後の晩餐』より)…

『6月4日に投稿したなう』はー「ここ」・・
鳩山先生にまんまとやられてしまった。二度あることは三度あることだろう。鳩山先生がたぶんまた、大連立や原発推進の旗頭を努めるに違いない。

IMFの前身は、第一次大戦後ドイツの賠償金や・・第二次世界大戦の間、連合国やドイツ・日本等の交戦国間で戦費決済したロスチャイルド系の銀行が寄り集まった「国際決済銀行」。日銀も明治直後ロスチャイルドから通貨発行権を国から奪うノウハウを教えてもらって以来のロスチャイルド等の外資支配

『『蟹座の蟹』(4)』はー「ここ」・・
家族でぼくだけ蟹を食べさせてもらえなかったという哀しい想い出が・・そのせいか大人になってからは、蟹を十数匹を一気に食べてしまうという癖が。やっぱり一番好きなのは故郷北海道の毛蟹(ミソが最高!)…

『何も知らない間に決まっていくコンピューター監視法案』はー「ここ」・・
マスゴミや国民が、菅だ大連立だと浮かれ騒いでいる間に、戦前のような官僚独裁のためのあらゆる法律・制度を確立しよという魂胆だろう。税的には、消費税等の限度のない増税方針の確立…