詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

現職の陣営が政策で勝負できず、こんな謀略ビラまがいの反共広告を出さざるを得ないくらい、福山和人候補が追い詰めてるってこと

2020年01月28日 | 犯罪
現職の陣営が政策で勝負できず、こんな謀略ビラまがいの反共広告を出さざるを得ないくらい、福山和人候補が追い詰めてるってことですわ。ここに確信を持ってあと1週間、支持を広げに広げて、なんとしても福山市長を誕生させましょう(京都市長選)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/253.html
川上芳明 @Only1Yori
· 2020年1月26日

#京都市長選 現職陣営の新聞広告(京都新聞1月26日付)。政策抜きの反共スローガンを大書(呆)あまりにも有権者を愚弄したものではないか( ;-`д´-)

現職の陣営が政策で勝負できず、こんな謀略ビラまがいの反共広告を出さざるを得ないくらい、福山和人候補が追い詰めてるってことですわ。ここに確信を持ってあと1週間、支持を広げに広げて、なんとしても福山市長を誕生させましょう💪#京都市長選 #福山和人


コメント
政治、経済状況がよほど酷く、共産党といった名前などにかまっていられないとう人が増えているのだろう。
消費に10%もの罰金を取られれば当然か。
今の状況では、第二次大戦直後のように、「赤旗の歌」が、街にこだましても驚かない。

個人的には立憲民主党支持だけど、今回ばかりは門川氏には味方できないね
とはいえ、選挙区の違いから何も出来ないのだけど
せいぜいが、この選挙期間だけ立憲民主党の味方をしないくらいしかないな
というわけで、今回の選挙協力は致しませんので、悪しからず要請があってもボイコットいたします

門川優勢と報道
これで棄権させようといういつもの作戦
毎度のことだが投票率が上がらないと厳しいだろう
八王子市長選も31・46%で前回より低下、ってこれひどいな・・・日本人のレベル低すぎ

 投票率の 向上こそが 日本を平和に アメリカ様 から 独立するための 唯一無二の方法だと 確信しています。 みなさん 隣近所 知り合い   あらゆる 伝手 を使って みんなで選挙に生きましょう。

緊急トークセッション : 「食」を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか?

2020年01月27日 | 犯罪
緊急トークセッション : 「食」を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか?

 1月25日(土) 東京の高円寺のイベントスペース「Grain」で、〔緊急トークセッション〕「食」を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか? と題されたトークイベントが開催された。主催は、築地中央卸売市場の豊洲への移転問題や、全国で改悪されつつある卸売市場条例に危機感を抱く市民による消費者団体「卸売市場制度を守ろう!都民連絡会」である。用意された50席は、関心を持つ参加者で満席となった。

 司会は、長年、築地移転問題に関わり、汚染の事実を隠蔽し、土地購入した石原慎太郎元都知事にに578億円の返還を求める裁判を起こした水谷和子氏(一級建築士)。

 パネラーは三人で、東京都中央卸売市場取引業務運営協議会会長代理で、昨年10月の運営協議会において東京都の卸売市場条例改正に強く疑義を唱えた藤島廣二氏(東京聖栄大学客員教授)、中国電力上関原発建設計画の反対運動や杉並区の複数の道路拡張計画と再開発計画などに憲法29条に基づく財産権(営業権や漁業権)で阻止・反対運動を展開してきた熊本一規氏(明治学院大学教授)、各地の卸売市場の現状に詳しい菅原邦昭氏(仙台水産仲卸組合事務局長)だった。三氏は、これまでの経緯や現状と問題点などをわかりやすく解説した。
*左から菅原・藤島・熊本の各氏

 藤島氏は「誤解や先入観も多い卸売市場の役割、例えば卸売市場制度によって実は流通コストが抑えられている」と述べ、制度の様々な利点をこれまでの歴史を踏まえ、どう改悪され、どんな将来が予想されるかを話した。

 熊本氏は、「卸売市場条例の改悪で営業権が侵害され、築地の仲卸業者が一切の補償も移転費用さえ払われず、東京都に強行された」と述べ、営業権の持つ意味を解説した。

 菅原氏は「卸売市場制度が導入されるきっかけとなったのは米騒動であるが、一般に知られていることは米騒動の一部に過ぎず全貌はまったく違う様相であった」と多くの例をあげ、さらに「市場の制度の問題が地方自治に大いに関係してくる」と話した。

 会場からは高円寺北中通り商栄会会長齋藤正明さんが、小規模小売店、商店街の危機感を実際の立場から話した。杉並区議会議員の松尾ゆりさんは、杉並区による阿佐ヶ谷再開発の問題について、また築地に住むGrainのオーナー加藤さんからこれまで行われた様々な問題のイベント等について話した。 

 参加者の赤江祐一さんは「いずれのお話も非常に中身の濃かったが、迫力もあり、判りやすく話してくれたので共感した。築地場内は残念ながら解体工事がほぼ終了する段階まできてしまったが、移転先の豊洲市場の現状は取扱高が都の見込みを下回り、施設の不備が次々と顕在化しているのに、仲卸業者等の懸命な努力で存続している状態にある。それなのに、『卸売市場条例改悪』という市場の制度そのものの破壊が加わろうとしている。全国的に進められているものであるが、生産者、消費者あるいは市場関係者にもあまり浸透していないので、このトークイベント次の展開が望まれる」と語った。

 東京都の卸売市場条例が改悪される経緯や背景や。藤島廣二会長代理と都担当者のやりとりについては、 2019年10月28日開催の第25回東京都中央卸売市場取引業務運営協議会の議事録に掲載されている→ https://bit.ly/2RSKHf3

*「卸売市場制度を守ろう!都民連絡会」・・東京都議会本会議では昨年12月18日、卸売市場条例の「改正案」が可決・成立しました。卸売市場制度は、全ての人に向けて公平公正を確保するために厳しく制定された制度でした。卸売市場の開設者である各自治体では市場法改正に併せ「卸売市場条例の改正」を準備中。この動きに疑問を呈し、昨年9月に市民団体「卸売市場制度を守ろう!都民連絡会」(水谷和子代表)が立ち上げられました。


●参加者のCazさん(女性)が寄せた感想
 小さな会場はもう満席でした。始まったばかりの会なのでしょう。とても大切な事だからと、壊されて行く築地市場を見続けながら集まった方々だと聴きました。地元高円寺の商店街に限らず各地から来ている方々もいて、ビデオカメラの多さに少し驚きました。

 藤島先生は市場の研究をされておいでだとか、熊本先生は営業権のお話をされていました。私には目からウロコのようなお話でした。卸売市場条例が変わると聴き、ああそうなのかという程度の思いでいたものですから…。

 講演前に流れていたイメージアニメで、今度の条例改正は今までと全く違うという事も分かりました。取引が自由になる規制緩和とはとても怖い事だと思います。卸売市場に、せっかく生産者が持ち込んだ品が、買い取ってもらえないトラブルが起きたり独占されて倒産したり、流通経路がバラバラで価格が安定しなかったり、不公平や争いが起きれば、たちまち資本力の強いところしか生き残れない。きっと不公平は起こりますよね。何故こういう仕組みが危うい条例が可決されるのか?

 菅原さんのお話は米騒動の歴史や近代政治のお話で、こういう事を何となく聴いてはいたし、都民連絡会さんのチラシを読んではいたのですが、今回の条例改正は、過去の間違いをまた繰り返してしまいかねない。慎重に扱うべきものだと強く思いました。法律が難しいのは私たちを護るためだったのだと改めて思っています。市場法を簡単に変えた目的が理解出来ましたが、東京都の条例改正は、問題点が多いと思います。私に今何が出来るのか考えてみたいと思います。条例改正の問題は 議員さんはあまり話を していないと思いますし、市場の専門の人にももっと 頑張って欲しいですね。

※なお、このイベントの様子は https://twitter.com/keitarou1212/status/1221301588020490242?s=20 で録画公開中
(報告・ジョニーH)

LNJ Logo 渡部通信 : マキャベリの『ローマ史論』から見たイラク戦争(1)

2020年01月27日 | 犯罪
 ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、
 ・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
===============================
世界は、温暖化や中国発のコロナウィルスなどで大きく揺らいでいる。
そうした中で中東情勢も引き続き緊迫している。昨日(1月26日)は、
バグダッドの米大使館へロケット弾攻撃があり、負傷者も出た模様だ。

ところで、イラクに米軍が侵攻したのは2003年3月の事だった。
そして、米軍はフセイン政権を倒し、
イラクを政治・軍事的に支配するに至った。
あれから17年、その米軍はかつての勢いを失いつつある。

17年前の2003年、千葉高教組の「ひのきみ通信」には、
<マキャベリの『ローマ史論』から見たイラク戦争>
という論文が2回掲載された。
1回目は「ひのきみ通信」87号(2003年4月5日)、
2回目は「ひのきみ通信」93号(2003年11月29日)。

そこでは、結局のところアメリカ軍は
敗れるだろうということを述べていた。
2回に分けて紹介しますので、
少し長いのですが、興味のある方はお読みください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マキャベリの『ローマ史論』から見たイラク戦争(1)
筆者:stylo rouge

 3月20日、国連の決議もなく、
国際法をも無視して始まった米英軍によるイラク侵略戦争が、
長期化の様相を示している。
そして、米英軍によるイラク民衆の殺害が増加している。
戦争は今後どの様な展開を見せるのかはわからない。
しかし、すでにこの段階で、アメリカ本国からも、
「今回の作戦は誤りではなかったのか」という声が上がり始め、
米英を始め世界各地では反戦運動が高まりつつある。
日本でも高校生たちが声を上げ始めている。
イラクでは米英軍に対する民兵の攻撃や、自爆攻撃まで起きている。
さらにアラブ世界からは義勇兵が多数イラクに入っているとの情報もある。
しかも、たとえ米英軍が勝利し、首都バグダッドを占領したとしても、
果たして、空爆で多数のイラク市民を殺害している米英軍が
イラクの民衆に歓迎されるかどうかは分からない。
しかも長期化すれば、補給線の確保も困難となり、
砂嵐や暑さにより作戦も困難を極めることになるだろう。
どうやら、戦争は米英軍にとって厳しいものになりそうである。

 ところで、今から約500年前、イタリアのマキャベリは『ローマ史論』
(1513年頃執筆開始、1519年頃完成)というものを書いている。
マキャベリと言えば『君主論』(1513年頃執筆)で有名だが、
この本はそれと重複する部分もあるが、
それよりもいっそう幅広いテーマを論じてあり、学ぶところの多い本である。

 この本の中で、マキャベリは戦争についてもいくつかの重要な指摘をしている。
そこで、今回のイラク戦争について、この本を参考に少し考えてみたい。
いずれも引用(岩波文庫から)が少し長くなりますが、
内容をつかんで頂くために、辛抱して読んで頂きたい。

 まずマキャベリは、金銭の差が戦争の勝敗を決めるという
当時の「通説」に対し、次のようなことを述べている。
「何が一番間違っているといっても、世間一般の考えるように、
金銭が戦の原動力だと言うことほど間違っているものはない。
・・・・巨万の財宝をもっていれば十分に防戦ができると信じており、
仮に金さえあれば戦に勝てるものとすればダレイオスはアレクサンドロスに勝ち、
ギリシャ人はローマ人を打ち負かし、
降って現代ではシャルル豪王はスイス人を打ち破り、
さらに極最近では法王とフィレンツェ人とは力を合わせて
法王ジウリオの甥フランチェスコ・マリーアをウルビノの戦いに
撃破したり出来たはずだということを一向考えようともしないからである。
ところが今ここに申し述べた人たちはおしなべて、
精兵を重んじ金は戦の原動力などとは考えていなかった人たちに叩きのめされているのである。」。

 アメリカは確かに世界一の超大国で金持ちである。
一方イラクは小国で長年の経済制裁で貧乏にさせられている。
しかし、だからと言って金持ちアメリカが必ず勝つとは言えないということだろう。
しかも、イラクには「精兵」がいるとのことである。

 マキャベリは次に、大砲だけで戦争の運命が決められる時代になったという
当時の「通説」に対して、こう述べている。
「一般に流布せられている見解、すなわち、あの当時に大砲があったとしたら、
ローマ人はああ簡単に諸国を征服してそれらの人民を貢納国にしたり、
あるいはあれほど遠くまで征伐に出掛けることができなくなっていたに違いない
・・・更に世間では、この火器を使えば人間もその武勇を示す余地がなく、
昔の時代に見せたような華々しい武者ぶりを見ることができなくなったと言う。
最後に人は、現今では戦よも昔より遙かに面倒になったこと、
合戦に当たってもその当時と同じ陣立てを最早踏襲することができないこと、
大砲だけで戦の運命が決められる時代になったことなどを主張する。」
「象隊及び車組の類は乱闘のまっただ中に飛び込んできて
縦横無尽にひっかき回したものだが、
大砲の方はただ合戦の序幕に使われるにすぎないし、
砲撃が始まれば徒士組は地形を利用して身を隠したり、
或いは地面に伏せたりして、その損害を避けることができる。
経験によって見るのに、砲撃は大きな大砲を使う場合は特に効果がないことが分かった。」
「大砲は昔ながらの勇気をもつ軍勢にとっては有利であるが、
勇気に欠けた軍勢が勇猛果敢な相手と戦う場合には、
全く物の役に立たぬものであると私は結論する次第である。」

 アメリカは確かに大型高性能兵器を大量に使いイラクを攻撃した。
「衝撃と恐怖」作戦である。そして当初、アメリカの指導者層や多くの評論家は、
味方の犠牲は最小限で、戦争はすぐ終わるだろうと言っていた。
しかし、そうはなっていない。
マキャベリは「大砲は・・・・・勇気に欠けた軍勢が勇猛果敢な相手と戦う場合には、
全く物の役に立たぬものである」と述べているが、
これが500年の時を経て、今回証明されるのであろうか。

 マキャベリはまた、「攻撃される危険の或る場合、国の内外、
その何れにおいて戦うのを有利とするか」という問題を提起し、
次のように述べている。
「仮にローマ人がイタリアの地でハンニバルに叩き伏せられた三大敗戦を、
ガリアの土地で演じていたとしたら、
とっくの昔にローマ人は滅亡していたに違いない。
それというのも、イタリアにおいて行ったように敗残兵を
取りまとめる方策が全く立たないからであり、
手元に残った軍勢で敵に立ち向かうこともできないからである。
・・・ドイツではキンブリ族がローマ人を打ち破ったが、
ローマは救いの手を伸ばすことができなかった。
ところが彼らがイタリアに足を踏み入れると、
ローマは敗残兵をことごとくまとめて之にぶつからせ、
この敵を殲滅してしまった。
スイス人でも国外へは三、四千人しか出せないから之を打ち破るのは
何でもない話しだが、国内では一万の兵を狩り催すことができるから、
これを打ち負かすのは容易な業ではない。
ここに改めて結論すれば、常に武器を持ち戦の用意をしている
臣民をもつ君主は手強い強敵は之を自国内で撃退すべきであって、
断じて之を逆襲してはならないと言いたい。
しかし丸腰の臣民たちが不適当な国に住んでいる場合の君主は、
できるだけその領地に戦禍の及ばぬようにしなければならない。」

 イラクは確かにかつてクェートに侵攻し、打ち破られた。
しかし、今回は国外へは兵を出さず、国内で米英の侵略軍と戦っているのである。
マキャベリは小国スイスでも、
国内で「これを打ち負かすのは容易な業ではない」と言っている。
米英軍が「武器を持ち戦の用意をしている」イラクを打ち負かすのは、
まさに「容易な業ではない」であろう。

 以上、マキャベリの『ローマ史論』を通して今回のイラク戦争を見てきた。

 ところで、、『君主論』という本の題名から想像されるように、
「マキャベリと言えば、君主主義者だったのではないか。
『ひのきみ通信』に彼からこんなにも引用するのは、
『日の丸・君が代』対策委員会も君主主義を認めるのではないか」
などと思われる方もいるかも知れない。
しかし、彼は根本のところ実は共和主義者だったのである。
そこで最後に、『ひのきみ通信』に相応しいように、
そのことをも紹介しておこう。
彼は『ローマ史論』の中で、このことに関して次のように述べている。

 「かのアテナイがペイシストラトスの専制政治を排除して
以来百年の歳月の間いかに隆昌を極めたかは、
見る者をして感嘆にたえざらしむるところであるが、
それに劣らず賛嘆これを久しくさせるものは、
ローマがその王を斥けてからのあの偉大な興隆ぶりである。
その理由は訳もなく会得できる。個人的な利益ではなく公共の福祉こそ
国家の隆昌をもたらすということである。
その公共の福祉は、ただ共和国にいてのみ尊重せられることは言をまたない。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近のニュースによると、イラクでは、
米大使館とグリーンゾーンに対する攻撃はここ数カ月間に増え、
イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害された後に一層活発化している、
ということである。

次回(2)では、
砦に閉じこもった軍隊の末路について述べてあります。

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     「2・9総決起集会」
~「日・君」強制処分反対!労働運動への弾圧を許すな!~

■日時: 2020年2月9日(日)13時開場 13時30分開始
■場所: 東京しごとセンター 地下講堂
   (JR飯田橋駅下車徒歩10分、地下鉄九段下駅下車徒歩5分)
■講演 :永嶋靖久弁護士(関西生コン弾圧反対弁護士)
  <「日・君」強制と関西生コン労働運動つぶし攻撃>
●現場からの報告(少しかわりました)
・変形労働時間制と教育労働者の闘い
・義務制の教育現場から
・「天皇奉迎」に子どもを動員することに反対して闘う
・ 国威発揚とオリンピック・パラリンピック教育の実情
・「君が代」被処分者たちと高校の現場
・高校生の闘い
●卒業式チラシまきの提案
                (資料代 500円)

「文明」的であらねば

2020年01月27日 | 
すべての命を育んできた森のほんとうの価値は
どれだけ多くのいのちを育んできたかでわかる

その意味では我々の血税で国有林を伐採して
災害時の被害を増大させている林野庁などは
最悪の大量無差別兵器と同類だ
(ダイオキシンたっぷりの除草剤を日本各地の山林に放置して
70年代に日本の奇形児数を世界一にした罪も重い・・)

人間の価値はどん底にある時こそ
自他ともによくわかる

だからこそ弱い者いじめをする奴や
「誰でもいいから殺したかった」という奴を
到底許すことはできない
彼らの同類が主導者になってしまったのが現在の日本社会

社会貢献の意識の欠片もなく
本来なすべき義務の代わりに
社会から与えられた権威権力を
弱者いじめや抹殺にしか使おうとしない
この国の政官財やマスコミや宗教界だ

すべての政治家官庁や企業マスコミ宗教を
その社会貢献の度合いや違法性度で判断し
あまりに違法行為のひどい組織や
社会貢献意識のない人材を排出する組織は
順番になくしてゆくべきだ

その判断基準とは「文明」的であらねば
ごく一部の利益利便のためではなく
どんな人間もが利用可能で利益を得られるというのが
文明的ということだ
法律福祉の理想がそうであるように

それはあらゆる分野での憲法遵守や
誰もが安心できる年金や公教育や医療福祉
さらには図書館や道路や災害救助や
安価な電気ガス・ガソリンや食の安全と安さだ

「生活コストの低減」と
現在から将来にかけての「安全安心」と要約可能だ

デラシネ(根無し草)の旗

2020年01月27日 | 
何年か振りの故郷の夢だった
洞爺湖行きへのバスを待っていると
なんと!猫バスが
待っている数人を置いてきぼりにして
つづれ折りの坂道をぐんぐんと登ってくる

ちらりとこっちを見ては
にっこりと微笑んでいる
憎たらしい猫バス

みんな血相を変えて
一生懸命にその猫バスを追いかけるけど
猫バスはぐんぐんスピードをあげて
はるか湖畔を一周してゆく

峠から降りてゆくと
懐かしい我が家が見える
いまは亡い父の表札のかかった
いまにも倒壊しそうな平屋の家

冬には
人間の腕ほどもあるツララが
窓一面にぶら下がってた我が家

「忘れてたわけじゃないんだ」
「生きるだけで大変だったんだ」と
懐かしい山並みを見上げながら呟いて
立ち尽くすばかりの自分がいた

デラシネ(根無し草)の旗のもとでは
明日もまた
生きることに懸命の毎日に違いない

人生の途上では誰もがデラシネ
デラシネの旗がなびく日々の途上で
たった一日しかない今日を
ただひたすら懸命に生きるしかない

『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』を山本氏に贈呈 高橋清隆の文書館

2020年01月26日 | 犯罪
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/229.html

 私、高橋清隆はれいわ新選組代表の山本太郎・前参院議員の活躍を追った『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』を自費出版した(1月20日発売)が、1月24日、同書を山本氏に直接贈呈した。

 同書は記憶に残る山本氏の発言30本を集め、私の独断と偏見による解説を付したもの。酔っ払いや右翼とのはらはらする対話場面を描く一方、国債発行のメカニズムを解説して「財政赤字」のうそを看破したり、ジャーナリズムの歴史をひもとき、れいわが選挙期間中、報じられなかったわけを分析している。

 『Net IB News』や『I・B Tokyo』の取材を通じて得た山本氏に関する情報が基になっている。文章は平易で、中学生でも理解できる。販売はアマゾンのみで、定価は同社が決めるが、1760円(税込み)を上限としている。

 山本氏は「#れいわが始まる2020」と銘打つ全国遊説中。24日夜、鳥取市内での「おしゃべり会」終了後、署名を入れた本を手渡すと、山本氏は「全国津々浦々、一番シツコク取材した筆者の本がこちらになります」と自ら提供した推薦文を読み上げた。

 「ここまでしつこく付いて来て、その内容を書いている人いませんよ」と持ち上げた後、「反ジャーナリストって、初めて聞いた名前ですけども」といじってくれた。

 同書の一部を以下に紹介する。


(第2章より)
◆一君万民
 「私、陛下にお手紙をお渡しした失礼な人間として、皆さんのご記憶にも刻まれている部分があると思うんですけども、すごくびっくりしたのは、あの件があった後、陛下ご自身で栃木県に足を運ばれて、田中正造さんの直訴状をじかに見たということが小さく報道されたんですね。これは本当に、胸にぐっとくるものがありました」
(令和元年7月18日栃木・JR宇都宮駅西口前)

 演説の最後、応援に駆け付けた山田正彦元農水相から、地元ゆかりの田中正造が明治天皇に手渡した直訴状のコピーを贈呈されたのを受けての発言。うやうやしく差し出されたコピーは、山田氏が後援会の人からもらったという。

 「あの件」とは皆さまご存じ、2013年10月31日に東京・赤坂御苑で開かれた秋の園遊会で、山本氏が平成天皇に手紙を渡したことを指す。山本氏は同日夕開いた記者会見で、手紙の中身について「原発事故での子供たちの被ばくや事故収束作業員の劣悪な労働環境の現状を知ってほしかった」と説明している。

 (中略)

 保守層が山本氏にアレルギーを示すのは、ひとえに先の手紙「事件」があるからにほかならない。マスコミ報道だけ見ていたら、無理もないことに映る。「事件」の翌月、「近日中に刺殺団を派遣します」と書かれた脅迫状と刃物が入った封筒が「日本民族独立解放戦線」と名乗る団体から届いたし、「近日中に射殺します」と書いた脅迫文と銃弾を入れた封筒が東京都内の郵便局で見つかり、元会社社長の男が逮捕されている。

 しかし、山本氏は「天皇(当時)陛下は命の恩人です」と側近に話している。上皇陛下自身のお気持ちについては、宮内庁の風岡典之長官が2013年11月14日の記者会見で、山本氏宛に届いた封筒から刃物が見つかった脅迫事件について新聞記事を読んだ天皇陛下が心配されていることを明かしている(同年11月14日付読売新聞)。

 実際、天皇皇后両陛下は翌年、田中正造の直訴状を見学するなど、自身の行動で山本氏に悪感情がないことを示しておられた。左記は、2014年5月21日の産経新聞電子版の記事である。

両陛下、栃木で田中正造の直訴状ご覧に
 天皇、皇后両陛下は21日、1泊2日の「私的ご旅行」で栃木県に入り、足尾銅山の鉱毒対策で作られた渡良瀬遊水地などを訪問された。(中略)佐野市郷土博物館では鉱毒問題に取り組んだ田中正造が明治天皇へ手渡そうとした直訴状をご覧になった

 漫画家の小林よしのり氏は2013年11月9日のブログで「山本太郎が気の毒になってきた」と題し、「山本太郎の一件を『政治利用』などと言っている連中は、『天皇論』を読んだことがあるのか?」と批判者に反論。「山本太郎が天皇陛下を『民の父母』としての感覚で、素朴に福島の情報をお知らせしようと手紙を渡してしまったのは間違いない。山本は反天皇でもなければ、不敬な賊でもない」と山本氏を擁護し、次のように問題提起した。

 「もしあの手紙を渡した議員が『原発推進派』で、手紙の内容が『放射能は危険ではない』という意見だったら、自民党やマスコミや自称保守派やネトウヨらは、今回のように『政治利用』と総攻撃したのか?」

 山本氏の唱える経済政策は、積極的な財政出動で国民経済全体の有効需要を創り出すとともに、母子家庭や被介護者、非正規雇用者、学生など、社会的弱者の生活底上げに重点が置かれている。これは公害で放置されたり、ダム建設による北海道への強制移住、すなわち棄民政策に対し、村人たちと一緒になって闘った田中正造の姿と重なる。

 「れいわ」の経済政策は綿貫民輔氏や亀井静香氏が立ち上げた旧国民新党のそれと非常に似ている。同党が発表しながら全ての新聞・テレビが無視した政策の目玉は、「200兆円の景気対策」だった。中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)や郵貯資金の地方債・過疎債への運用拡大など、弱者目線の色彩が濃かった。亀井氏は「一君万民」が信条である。1人の君主の下、全ての臣民の間に一切の差別や身分差を認めないとする考え方である。

 山本氏が、政府から棄民されようとしている被ばく住民を守りたい一心から陛下に訴えようとしたのは、天皇の権威の大きさを認め、特別な尊崇の念を抱いているからにほかならない。ジャーナリストの田中龍作氏が山本氏を「平成の田中正造」と形容したことに対し、インターネットを中心に批判が集中したが、この批判は当たらないと考える。皆さんはいかがだろうか。
 

<京都市長選挙>自公・立憲相乗りの現職候補に黄信号 山本太郎を都知事候補に祭りあげるご都合主義(

2020年01月26日 | 犯罪
【京都市長選挙】自公・立憲相乗りの現職候補に黄信号 山本太郎を都知事候補に祭りあげるご都合主義
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/240.html
2020年1月25日 19:59 田中龍作ジャーナル

「市民生活の底上げを本気で考えている」。山本太郎代表は福山和人候補を評価する。=25日、四条烏丸 撮影:田中龍作=

 山本太郎を都知事選候補に祭り上げようというプランは、昨年の秋頃から野党界隈にあった。今になってプランが急浮上した事情とは・・・

 立憲民主党の長妻昭・選対委員長が23日、BS日テレで7月5日投票の都知事選挙に「野党統一候補として山本太郎れいわ代表を擁立する可能性がある」と発言し、波紋が広がっている。

 山本は25日、京都市長選挙に立っている福山和人候補(共産、れいわ推薦)の応援に入った。

 演説が終わると山本は記者団の質問攻めに遭った。「都知事選挙には出るんですか?」と。山本は「京都市長選挙で手一杯」とかわした。

 昨年秋ごろからあった「山本太郎擁立プラン」が、この時期に来て突如浮上したのは、京都市長選挙で立憲が自公と共に推す現職候補に黄色信号が灯り始めているからだ。

 2018年の京都府知事選挙で立憲は自公と共に、官僚出身の候補を担ぎ上げた。

 地元紙の出口調査によると、立憲支持者の6割が共産党系の候補に流れた。理由は相乗り批判だった。


自民重鎮の伊吹文明・元衆院議長(右)と立憲の福山哲郎幹事長(左)。開発中心の現職を共に推す。=19日、堀川蛸薬師 撮影:田中龍作=

 府知事選挙の共産系候補とは、今回、京都市長選挙に立っている福山和人候補だ。今回は れいわ が加わった。

 れいわのボランティアが福山和人陣営に入り、電話かけ、ポスター貼り、街宣などを手伝ってきた。

 れいわは古き良き自民党のような緻密な選挙をする。手堅いので上滑りせずに票が出る。

 今回の市長選挙は2008年の選挙とよく似ているといわれる。この選挙で、共産党系の候補は、951票差で門川に敗れた。

 だが、今回はれいわ票が乗る。昨夏の参院選で れいわ が京都市で獲得した票は2万9,656票。単純計算(現実はそうはいかないが)すれば、福山和人候補は2万8,705票差で勝つことになる。

 現職の門川候補は多選に加えて、世界遺産である仁和寺の前の大型ホテル建設などで批判を浴びる。しかも相乗りはまったく解消されていない。


志位委員長と山本代表。選挙結果しだいでは「れいわ、共産」が野党共闘の核となる可能性が濃厚になってくる。=25日、四条烏丸 撮影:田中龍作=

 マスコミ各社は票読み取材を重ねており、この時期になると、ある程度煮詰まった数字が出てくる。情報は政治部を通じて与野党幹部に流れる。
 
 告示前にあった門川候補の楽勝は消え、追い上げいかんでは福山候補に勝利の目も出てきたようだ。

 昨年夏の参院選で立憲民主は、前回の衆院選挙と比べると比例票を約300万票減らした。明らかに れいわ に食われたのである。山本太郎街宣の際、田中は聴衆に片っ端から聞いた。

 かつては民主党、民進党、立憲に投票していたという有権者が、「今度はれいわに入れる」と答えた。

 れいわに野党共闘の主導権は取られたくない。山本太郎を国政から外したいという思惑が、山本を都知事選挙の候補に祭りあげたのである。立憲のご都合主義には呆れる他ない。
 
 ただし、山本は師匠の小沢一郎をも凌ぐ策士だ。一手も二手も先を読んで大戦(いくさ)を仕掛ける。祭り上げたつもりが、自らの壊滅を招くこともありうる…立憲は覚悟を決めて山本を利用した方がいいだろう。

   ~終わり~

世に倦む日日 @yoniumuhibiより

2020年01月25日 | 犯罪
そういえば、後藤謙次が長く出てこないが、どうしたんだろう。後藤謙次は菅義偉直系。報ステのコメントは「夜の官房長官談話」だった。「私が聞いた政府高官の話では・・」「実は私が政権幹部に取材したところ・・」。安倍晋三と菅義偉の暗闘が煮詰まってきた影響かな。菅義偉、「桜」で辞任するかも。

これって、昔の自民党の派閥のボスとボスが、総裁選で一つに纏まるかどうか対応を協議している絵と同じじゃないか。番頭連れて、高級ホテルの料理屋でメシ食って話し合ったり、サシで酒飲みながら腹を割り合う真似をしたり。旧態依然の肉体政治。あほくさ。

枝野と玉木の合流話の内幕を詳しく書いた記事だが、本当にくだらない。バカバカしい。何が「まっとうな政治」だ。よくこんな政党を応援しようなどという気になるものだ。これに比べれば、米民主党の予備選の方が、ずっと政治らしい政治でまともだ。話にならない。https://www.asahi.com/articles/ASN1S62WVN1QUTFK03D.html …

赤坂の料亭国会で安住と森山が飲んで話を決めたんだろうが、立憲民主、何か弱みを握られているんじゃないか。密談時に何か持ち出されたな。そうとしか考えられない。安倍晋三の表情も余裕だし、「桜」とか「IR」とか、本当にあるのかなという感じ。補正、実質審議ゼロじゃないか。

補正予算案の審議と採決、何でこんなに早いんだろう。安住淳が異常に譲歩している。安倍晋三が顔を出す日は一日だけだ。信じられないな。何をやっているんだろう。補正上げさすのに、普通は何週間かかけるだろう。2月中旬まで引っ張るだろう。テレビ中継一日だけか。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54826000U0A120C2EA3000/ …

命あっての物種だから、北京や上海や深圳に駐在している米国人と家族は一時帰国を余儀なくされるだろう。これから中国にビジネスで行こうとする者は足止めになる。商談が止まって経済活動は停滞する。インパクトは大きい。中国在留の米国人、8万人から10万人くらいいる。

トランプが「中国は(新型肺炎を)封じ込めようと懸命に頑張っている」とツイート。中国当局による「努力と透明性」を高く評価し、「米国民を代表して習近平国家主席に感謝を伝えたい」と。https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012500268&g=int … 株価への影響を恐れているためだ。経済への打撃がかなり大きいと分かっているからだ。

ドイツ経済が失速しているんですよね。メルケルが5G構築を急ぐ理由もこうした問題の背景があるんだろう。https://mainichi.jp/premier/business/articles/20191105/biz/00m/020/006000c …

どうやら英国が結論を出したようだ。ファーウェイ製品を容認する。ドイツは、昨年10月にファーウェイ製品を排除せず容認するとの姿勢を示している。3月のEU首脳会議で正式にEUでの容認方針が決まるだろう。そうしないと5G構築が遅れてしまう。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54780560U0A120C2000000/ …

湖北省。楚の国ですよね。報ステの説明に追加すると、武漢は、中国政府が2010年代から特に開発・発展に力を入れて世界に売り出している町だ。スポーツの国際大会とか、国際会議とか。内陸部発展をアピールするベンチマーク都市。2年前のモディとの首脳会談もここで開催した。

わずか10日間でベッド数1000床の新病院を建設。気合いが違う。これが中国のスピード。中国に学ぶべきところは多くある。わずか5キロの新しい道路を町に通すのに5年10年かけている日本は。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000033-jij_afp-int …

仮に山本太郎が東京都知事選に出たとして、基礎票は200万票。自民と公明の基礎票が300万票。おそらく、与党側は纏まらず二つに割れるはずだ。二階俊博と公明党が推す小池百合子と都連が立てる松岡修造(or someone else)。都連は小池百合子には乗れない。https://www.news-postseven.com/archives/20200107_1521825.html …

●木下昌明の映画の部屋 第262回 : 坂上香監督『プリズン・サークル』

2020年01月25日 | 犯罪
日本にもこんな刑務所があったのか

 日本にもこんな刑務所があるのか――坂上香監督の『プリズン・サークル』をみて思いを新たにした。「島根あさひ社会復帰促進センター」という男子刑務所が舞台で、2008年に官民共同で開設され、受刑者の独り歩きも私語も許される。

 これまで刑務所といえば、犯罪者を厳しく罰する所というイメージが強かった。ここでは人間性の回復をめざすことに主眼がおかれている。受刑者が数人から数十人、輪になって腰かけ、それぞれが自らの犯罪を告白し、互いにその原因を探り、どう対処したらいいか語り合うという対話を基本にした教育システムだ。

 その場には民間の若い女性支援員も参加して、何か楽しい教育の雰囲気をかもしている。映画は刑務所の全景も映しているが、ほとんどは所内での受刑者の対話に終始している。それだけなのに目が離せない。

 このドキュメンタリーは、隔離された所内の新しい試みを広く知らしめようと、坂上が6年の歳月をかけて所長らを説得し、2年の歳月をかけて撮影したもの。そのなかで20代の4人の青年を選び、彼らの内面の変化に迫っている。

 4人の犯罪は、オレオレ詐欺や窃盗や傷害致死など。ニュースは事件の上っ皮しか伝えないが、ここではその内実がわかって目を見張る。

 例えば、カネに困って親しい叔父の家に押し入り「殺そう」とまでした事件。「なんで」と何度も問いかけたくなる。また、加害者なのに自分を被害者のようにみたてたり、被害者のことに少しも思いいたらなかったり。まるで深い穴をのぞいている気分になる。人間内部の不可解さがわかる。

 こういう共同体の訓練をみていると、かつて中国の戦犯収容所で行われていた認罪運動を想起する。元日本兵らが互いの記憶をたぐりよせて自らの戦争犯罪を掘り起こし、人間として目覚める――。

 この映画でも、同じような試みがなされようとしている。必見。
(『サンデー毎日』2020年2月2日号)

※1月25日より東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

ホームヘルパー裁判はじまる〜訪問介護の現場は「労基法なし」の無法地帯

2020年01月24日 | 犯罪
ホームヘルパー裁判はじまる〜訪問介護の現場は「労基法なし」の無法地帯

*原告たち(2020年1月20日)

 訪問介護の現場は、やりがいさえ無くして労働基準法さえ守れない無法地帯です。イギリス発の労働時間が決まっていない「0時間契約」がまかり通っています。ヘルパーの処遇改善加算も利用者負担となって高齢者に重くのしかかっています。訪問介護の現場の登録ヘルパーは、細切れ分給で我慢の限界です。このままでは、介護保険制度の設立当初の理念とは程遠いものになってしまいます。

 第1回裁判は2020年1月20日(月)14時から、東京地裁803号法廷(裁判長 小田正二)で開かれました。急遽、傍聴券配布となり50席の傍聴席に70人位集まりました。初公判では、3人の原告(伊藤みどり、佐藤昌子、藤原るか)が順番に意見陳述をしました。その後、衆議院第2議員会館に場所を移動して院内集会にも70人近い人たちが集まりました。福岡、大阪、神奈川、福島方面からも、介護保険制度に憂うる人たちや現場のヘルパーやケアマネージャー等、裁判傍聴は初めてという人も集まりました。(伊藤みどり)

http://wwt.acw2.org/?p=4961 左のページから訴状など資料をダウンロードできます。

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<11月1日提訴の記者会見にて 事案の概要-プレスリリースから引用>

 本件は、介護労働者であるホームヘルパー3人が、国を相手取って、訪問介護の現場では長年にわたり、労働基準法が守られていないこと、そのため、訪問介護労働者が、正当な賃金を受けられずに不利益を被っているという実態を明らかにし、労働に見合った対価の補償等を求める事案です。

 原告らは、介護の現場で労働基準法が遵守されないのは、事業所に責任があるのではなく、給付金・直接契約方式をとる現行の介護保険制度のもとでは、労働基準法による介護労働者の保護は不可能であり、これは介護保険制度自体に内包する問題であると考え、今回、国を相手に国家賠償訴訟を提起します。

 本裁判では、訪問介護の現場で働く労働者の労働環境を守り、介護労働者の尊厳を守るための裁判です。

<本裁判の意義>

 本訴訟は、介護保険制度が曲がり角にきている現在、「介護の社会化」をうたい文句にして20年前に導入された同制度が、介護労働者、介護保険制度の利用者やその関係者、事業者、納税者、どの立場からも破綻につながるような問題点を内包し、今や、明らかにそれぞれに損害を与えるに至っていることを、介護労働者の立場から明らかにするために提起された訴訟です。

 訪問介護の現場は、常に人材不足です。今やホームヘルパーの働き方は、「0時間契約」です。ホームヘルパーの働き方は、変形労働時間制がとられていますが、この実態は、毎月の労働時間が常に変化し、安定した収入が見込めない、すなわち、不安定な収入環境にあるということです。これでは、福祉に希望を持って仕事についた若者もやめてしまいます。今や、ホームヘルパーの平均年齢は57歳を越え、ホームヘルパーの人材難はますます深刻化します。そこに歯止めをかけなれければ、訪問介護自体が崩壊してしまう、そのような危機感の下、原告らは、本訴訟に踏み切りました。

 原告らが、このタイミングで提訴に踏み切った理由は、来年の通常国会に提出されるであろう介護保険法の改正案について、現在、厚労省の社会保険審議会の部会にて議論が進められているからです。

 同改正案が、これ以上介護現場の労働環境を悪化させるようなものにならないよう、そして、これから育っていくホームヘルパーが希望のもてる労働環境にすべく、現状のホームヘルパーの実態およびその問題点について広く世の人々に知ってもらうべく、本日提訴した次第です。

週刊文春も書かなかった事実 カジノ管理委員・遠藤典子氏の「正体」

2020年01月24日 | 犯罪
すでに1週前の号になってしまったが、新年早々発足したカジノ管理委員会をめぐる疑惑について、「週刊文春」が1月23日付で報じている(安倍官邸が指名 カジノ管理委員 遠藤典子に「夫婦で背任」告発〈カジノ業者を審査・監督する「美魔女」に疑惑〉https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200116-10001056-bunshuns-pol)。有料記事なので、全文はバックナンバーを入手するか、オンライン記事を購入して読んでいただきたい。

週刊文春の記事は、遠藤氏が過去にダイヤモンド社の編集部時代、日経からの記事盗用問題を起こしたこと、出版社であるダイヤモンド社の役員を務めながら、みずからライバル社となる別の出版社を立ち上げ経営していたこと等を報じている。記事盗用は明白な違法行為としても、ライバル社立ち上げがなぜ問題なのかはよくわからないという人も多いだろう。簡単に言えば、ライバル社を立ち上げ、みずからが執筆した出版物をそこから出版した場合、本来であればダイヤモンド社に入るはずの利益が自分の経営するライバル社に入ってしまうことになる。これが、ダイヤモンド社に対する背任行為に当たる可能性があるのだ。

検察当局にとって、背任罪の証明は非常に難しいもののひとつだし、年末に「亡命」したカルロス=ゴーン氏の背任の立証にも検察が苦慮していたとの報道もある。ゴーンに逃げられて、一番ホッとしているのは実は検察、という報道まで出る始末だ。

「文春」では、遠藤氏が原子力損害賠償制度に関する著書を出版した事実に触れている。記事では書名は明らかにしていないが、当ブログが調べたところ、原子力損害賠償制度の研究(岩波書店)という著書を、2013年、確かに出版している(https://www.nikkei.com/article/DGXDZO63045780T21C13A1MZA001/)。文春は「原子力損害賠償制度のスキームを構築した官僚を高く評価するもの」だという。「この本を契機に、遠藤氏は原発推進の論陣を張って活動するようになりますが、中でも経産省の島田隆元事務次官に食い込み、原子力小委員会の委員などに任命されるようになった」とも伝えている。

文春が、遠藤氏と原発との関わりについて報道しているのはここまで。これ以降はカジノの話に移っている。明確な原発推進ではないとしても、少なくとも原発反対の姿勢は取っていない「文春」としてはこれ以上の深入りは避けたいとの思惑もあるのだろう。しかし、明確な反原発の姿勢を取っている当ブログにとっては、そんな「大人の事情」など関係ないので、さらに話を進めると、遠藤氏はなんと、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の運営委員に就任しているのである。そのことは、当の「機構」自身が情報公開もしている(参考資料 http://www.ndf.go.jp/gyomu/i_meibo_unei.html)。

「機構」は、福島第1原発事故の半年後、平成23(2011)年9月に「原子力損害賠償支援機構」として発足した。平成26(2014)年に現在の名称に改称。「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」に基づいて国が設立したいわゆる認可法人である。

福島第1原発事故の被害者に対する賠償はこの法律に基づいて行われている。東京電力の原発事故被害に対する賠償は、現時点でも21兆円にのぼっており、普通の民間企業ならとっくに倒産している。しかし、東京電力が倒産したら被害者への賠償が行われなくなる、という口実の下に、東京電力を残したまま賠償を行わせるため「機構」が東京電力株の過半数を保有し、東京電力に賠償資金を交付する業務を行っているのである。

問題は、この「機構」から東京電力への資金交付が返済不要な交付金ではなく、返済が必要な貸付として行われていることだ。みずから稼ぎ出した利益の中から、貸付金をいずれ返済しなければならない東京電力にとっては、賠償を事実上少なくした方が「借金」が減り、その分、利益が増えることになる。福島県民を初め、事故被害者に対する賠償が、被害が継続しているにもかかわらずどんどん縮小されているのはこのスキームによるところが大きく、不満が募ってきている。

もうひとつ、「機構」から東京電力への資金が貸付であることによって起きる弊害は、東京電力の利用者と原発事故被害者をいがみ合わせ、闘わせるスキームになっているということである。東京電力としては、前述した事情から被害者への賠償を縮小すればするほど借金が減り利益が増える。しかし、被害者への賠償をきちんと実施すればするほど東京電力の「機構」への返済額は増加するから、電気料金を値上げする話になりかねない。利用者にしてみれば、本来は事故を起こした東京電力に怒りを向けるべきだが、最近は本当の意味で闘うべき相手が誰か見定められない日本人が増えてきている。「あいつら(被害者)のせいで電気代が上がる」との感情を利用者が持てば、東京電力管内の利用者と原発事故被害者が、国と東京電力の差し金によって闘わせられることになりかねない。そんな問題だらけのスキームなのである(というより、国は国民を団結させず分断するために、意図的にこのようなスキームを採用している、というのが本質である)。

国策民営として、みずから原子力推進政策を立案しておきながら、事故が起これば頬被りをして電力会社だけに賠償責任を負わせる。「賠償か料金値上げか」の二者択一に話をすり替え、東京電力の利用者と原発事故被害者がいがみ合わざるを得ないように仕向けていく。

市民不在、利用者不在、被害者不在で、賠償をしなくていい国と、どちらにしても自分の財布は傷まずに済む加害企業・東京電力だけが笑う。こんなスキームを「高く評価」する人物とは、要するに自分自身が原子力ムラの側に身を置いていて、利益を受ける一部の者だけだということは忘れずに指摘しておく必要がある。そのひとりが遠藤氏なのだ。

厳密に言えば、遠藤氏の著書出版は2013年で「機構」成立はそれより前の2011年だから、遠藤氏の著書出版が「機構」設立という政策決定に何らかの寄与をしたわけではない。だが、この著書を出すことが、遠藤氏の「機構」運営委員就任にプラスに働いたことは容易に想像できる。自分で国の政策を賛美する著書を出し、その対象となった政策を推進する組織の役員に就く--こんな自作自演のやらせを平気で行う人物が、カジノ管理委員会の委員に就いているのである。普通の、まともな感覚を持った人間なら、こんな人物を役員に据えるカジノ管理委員会がまともに機能するとは考えないだろう。

安倍首相は、自民党国会議員が逮捕までされているにもかかわらず、なおカジノを推進する姿勢を崩していないが、管理委員会の人選からしてこのレベルでは腐敗撲滅など期待できない。カジノは中止すべきだし、原子力損害賠償についても、東京電力利用者と原発事故被害者が闘わされなくても済む新たな被害者本位の制度設計に着手すべきである。

(文責=黒鉄好)

世に倦む日日 @yoniumuhibiより

2020年01月24日 | 犯罪
国会の会期末が6月17日。その後はずっと東京五輪。通常、国会が閉じて時間が経つと、会期中にどれほど安倍晋三が叩かれていても、自然と支持率が回復する。安倍晋三はそれを狙っている。今回、山本太郎都知事選出馬案の手を打ったことは、そこに楔を打ち込んだという意味。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54579270Z10C20A1PE8000/ …

WHOが「感染限定的」と判断。白鴎大学の岡田晴恵が、中国のウィルス発見と対応の素早さを評価。「1カ月で(原因ウィルスを特定して)公表したというのはすごい」「中国の研究者は非常に優秀です」と。生物医学と感染免疫研究の面でも中国の先端科学技術力の高さが証明。https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20200123016/ …

私の実感も同じで、今度ばかりはもうだめじゃないかという気分で半分いる。84年から85年頃かな、INFのときはあれほど欧州で反核運動が盛り上がったのに。今はその熱がない。平和と理性の言葉がなく、運動がない。幼児化したり、他のことに夢中になったり。https://twitter.com/i/events/1220478793787170816 …

これは小沢一郎の一手なんですよ。それが分からない人間は政治の素人だ。都議会の勢力がどうとか、立憲民主に干されたとか言っている人間は、何も裏が読めてない素人。小沢一郎のエンドースなしに、長妻昭が勝手にこんな話を打ち上げられるはずがない。長妻昭は無責任な与太話をする男じゃない。

立憲民主とれいわが喧嘩しているように見える絵は、簡単に言えばプロレスだよ。選挙戦略は小沢一郎が裏で仕切っている。そう見た方が正しい。枝野幸男は、選挙戦略の差配はあまり得意じゃないというか、好きじゃないよね。熱意を入れない。小沢一郎は選挙のゲームが大好きで、策士に熱中する。

7月の都知事選は、ポスト安倍をめぐる党内政争の性格も持っている。表面上は都連と二階俊博の対立だが、実際には、そこに脱安倍(四選反対)と親安倍(四選賛成)の緊張関係が重なっている。そこに、山本太郎という石を打って、与党側の攪乱と動揺を誘ったわけで、実に小沢一郎らしい妙手だ。

もし7月の都知事選で山本太郎が勝つとか、僅差薄氷に追い詰めたとかなったら、五輪で弾みをつけて9月以降に解散総選挙を打つという安倍晋三の戦略シナリオにブレーキがかかるわけだ。接戦小選挙区をボロボロ落とす可能性が大きくなる。そうなると、6月までに衆院選に踏み切らないといけなくなる。

7月の都知事選に山本太郎が出る(かもしれない)、というニュースは、安倍晋三が模索している解散総選挙の戦略に、大きなリスク要因を突きつけたということ。分かるかな。ゲームをやっているわけだよね。囲碁とか将棋みたいな。小沢一郎らしい一手。フォーカスしているのは都知事選ではなくて衆院選。

長妻昭は立憲の選対委員長だが、非常に慎重な組織人で、独断と思いつきでこんな発言を生放送のテレビで出したりはしない。裏を押さえているというか、ズバリ、小沢一郎の差配だろう。枝野幸男はこんな器用な選挙戦略を動かすタイプじゃない。タイミングといい、非常に冴えた選挙戦略の一手。

このタイミングで、7月の都知事選に山本太郎を出すと仕掛けてきた。衆院選に向けての非常にいい戦略の一手だ。勝負事は先手必勝。先手を打って主導権を握らないといけない。実際、勝つ可能性がある。与党側は割れる可能性が高い。妙案だ。https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200124/k00/00m/010/017000c …

夜空

2020年01月23日 | 
ハロウィーンのカボチャみたいに
えらい目鼻立ちのしっかりとした
真っ赤な月が昇った

まるで一枚のビロードみたいな夜空に
網目からこぼれる光りが星となり
大きな綻びからもれる光りが
月明かりとなって

ちゃりんとポケットのほころびから
金貨がまた一枚流れ星となって
地上に落っこちてくる

ふんわり風とあそブみたいに
しんしんと雪の季節を乗り越えて
また違った季節にめぐり合うように

アーメン
どうか僕の家の前の庭に
金貨が落っちますように