先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

コネクテッド・カーからの発注額が2兆円になる!

2018年02月24日 12時16分29秒 | 日記

  

 ITMediaというIT系雑誌社が矢野経済研究所のデータを引用して、「2025年は2兆円規模へ成長する見込み」――矢野経済研究所は1月9日、日本国内のコネクテッドカー関連市場の予測を発表した。消費者の目には見えにくいB2Bや研究開発投資の領域で大きく成長する見通しという。スマホを利用したECと同様にクルマのIoTからのECが大きくなるというわけ。

 日本国内のコネクテッドカー関連市場の予測

 コネクテッドカーは、センサーを搭載し、ネットワークとつながったクルマのこと。車両のデータをクラウドで収集し、分析することで渋滞情報や自動運転技術などに役立てる。

 16年の国内コネクテッドカー関連市場は3980億円(推計)。今後はコネクテッドカーの増加や車両の走行データなどを収集するプローブ情報を使ったサービスなどが利用されていくことから、20年は1兆円規模に、25年には2兆円規模に成長すると予測している。

 走行データの収集や分析が中心となるため、B2B市場や研究開発投資の領域で大きく成長する見込み。B2B領域は1850億円(16年)から9360億円(25年)に、研究開発投資の領域は1418億円(16年)から5660億円(25年)に増加するという。

 

市場予測の内訳

 本調査では、車両のセンサーが取得したクラウドデータを活用する「自動運転用クラウド」、ブロックチェーン技術を活用して自己車両と他の車両や歩行者などとの間で通信ネットワークを構築する「V2X((Vehicle to Everything)構築、ブロックチェーン技術」、ドライバー席以外で運転操作が可能になる「バーチャル・コクピット」など、市場を16分野に分類している。

 コネクテッドカー市場の分類

 調査期間は17年5月~10月。国内と海外の自動車メーカー、クラウドベンダー、セキュリティ事業者などへのヒアリングと文献調査を併用した。


ロシア、新型兵器200種以上をシリアで試験使用

2018年02月24日 00時43分42秒 | 日記

 

 シリア首都ダマスカス近郊上空を飛行するロシア軍のスホイ34戦闘機(2018年2月20日撮影)

【AFP=時事】報道によると、ロシア下院国防委員会のウラジーミル・シャマノフ(Vladimir Shamanov)委員長は22日、ロシア軍がシリアでこれまでに200種類を超える新型兵器を試験的に使用したことを明らかにした。ロシアはいったいなんてことをするんだ!

国際スポーツ大会での国家を挙げてのドーピングとか、国自体の道徳性や民主性が問題ある国だと思うしかない。

 長期化するシリア内戦では、バッシャール・アサド(President Bashar al-Assad)政権と密接な同盟関係にあるロシアが無差別爆撃で大量の死者を出しているとの非難がある。現在も、シリア首都ダマスカス近郊の反体制派支配地区、東グータ(Eastern Ghouta)で続く空爆に関与しているとしてロシアに批判が集まっている。5日目に突入した空爆では、22日までに民間人400人以上が犠牲となった。

 こうした中、かつてロシア軍空挺(くうてい)部隊の司令官を務めたシャマノフ委員長は、「兄弟であるシリアの人々を支援する中で、200種類以上の武器を試験した」と述べた。

「今や世界各地から、同盟国だけでなく非同盟国までもがロシアの武器を買い付けに来るのは偶然ではない」とシャマノフ氏は主張。「わが国の軍産複合体は、われわれが誇らしく思えるロシア軍を作った」と語った。

 この発言に先立ち、ロシアが新型の第5世代ステルス戦闘機スホイ57(Su-57)をシリアに配備したとの報道があった。試作機2機が21日にシリア上空を飛行したとされ、写真は22日になって多数の国営メディアのウェブサイトにも掲載された。

 この報道について、ロシア国防省筋はロシア紙RBKに対し、「実地試験のため」2機をシリアのフメイミム(Hmeimim)空軍基地に送ったことを認めている。【翻訳編集】 AFPBB News