IoTの世界で使われるセンサーは、μW~mWの微量な電気で動作するものばかりで、色々な環境から微量な電力を発生させる技術が開発されている。エネルギーハーベスティング(Energy Harvesting)日本語では環境発電(かんきょうはつでん)と称しているが、環境が発生するエネルギは、下記に様にまとめられる。
日本の半導体会社や、素材メーカーが得意としている処で、世界の先端を行っている。課題は、それらをうまくアプリに展開する、応用分野のマーケッティングであろう。そして、それらを、振動発電素子、小容量光発電素子、熱電変換デバイス等で、電気に変えて、IoTのセンサーに供給するから、手の届かない所や遠隔地でのセンサーの電源供給が永遠に出来ると言うすぐれもの。
1.まずは太陽光発電:応用分野は電卓やソーラー時計
2.室内の照明から発電する
3.振動から発電する
4.足音や走行自動車の床振動から発電
5.放送電波や携帯電波から発電6.温度差から発電などなど
IoTは数年以内には、100兆円を超える市場になると云われているだけに的確な適用分野を考え出せれば、また、日本はこの分野から世界最先端に踊りだせはしないだろうか?