先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

活気取り戻す武漢のナイトライフ

2020年12月18日 11時56分12秒 | 日記

 

ロイターが、『活気取り戻す武漢のナイトライフ、垣間見る「パンデミック後」の世界(字幕・17日)』と報じているが、中国政府が厳しい取材規制をしているだろうから、この映像が日常の武漢の庶民の生活を映し出しているとは思わない方がよい。しかし、それにしても、中国のコロナ感染者、皆無というのはどういう事だろうか? 報道規制があるとしても、世界中の国の状況と同じであれば、漏れ伝えて聞こえてくるだろうにそれもない。

フェリーに乗って観光する人、通りの広場でダンスする人、ナイトクラブを訪れる人など、中国・武漢のナイトライフは再び活気に満ちている。約1年前に新型コロナウイルスの感染例が世界で最初に確認され、「震源地」となった同市だが、厳しいロックダウン(都市封鎖)が解除されてほぼ7ヵ月が経ち、若者たちは解放感を味わっている。

AFPが、今日の中国におけるコロナウィルス感染者数を報じているが、皆無と言ってもよいくらい少ない。本当だろうか? 本当なら、中国は、世界をリードしてゆける国になったという事になる。

【12月17日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は17日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が16日、新たに7人確認されたと発表した。内訳は上海市6人、広東省1人で、全て「輸入症例」だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は黒竜江省1人増えた。

 16日の新たな退院者は21人で、経過観察が解除された濃厚接触者は358人だった。重症者は前日より1人減った。 輸入症例の患者は現在260人で、うち重症者は5人。感染の疑いがある患者は3人だった。累計感染者数は4068人で、うち3808人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 17日午前0時時点の中国本土の感染者数は301人で、うち重症者は7人。感染者の累計は8万6777人で、退院者は8万1842人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は4人で、特定された濃厚接触者は累計88万9386人、経過観察を受けている濃厚接触者は6792人だった。

 16日に新たに確認された無症状の感染者は6人(輸入症例4人)だった。同日に確定診断された無症状感染者はおらず、7人(輸入症例6人)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は198人(輸入症例179人)となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計8598人で、うち香港特別行政区が7803人(退院6439人、死亡123人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が749人(退院612人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News


5Gの通信規約O-RANとは?

2020年12月18日 05時22分54秒 | 日記

O-RANとは、AT&T、China Mobile、Deutsche Telekom(ドイツテレコム)、NTTドコモ、Orangeの5社が、設立した、「ORAN Alliance」(オーラン アライアンス)が開発した5Gの通信規約。

そのアライアンスの標語は

O-RAN ALLIANCE is Transforming the Radio Access Networks Industry Towards Open, Intelligent, Virtualized and Fully Interoperable RAN

 

3Gのときに、モバイル通信のトラフィック増加に伴い、モバイルネットワークやネットワーク装置の効率的な運用をするため、次世代の無線アクセスネットワークをより拡張性が高く、よりオープンでインテリジェントに構築することを目的にRadio Access Network (RAN)という、オープンソースのコミュニティが作られている。

 

それを、5G確立のために、O-RANとして発展したもので

*通信サービスのインテリジェンス化

*システムの仕様をオープン化

*システム開発者が参照できるモデルの確定

を目的としている。 

今や、世界の通信会社27社、マイクロソフト、IBMといったソフト・システム会社そして、Nokia,NEC,Elicson,Intelといったハードウエア会社あるいは、研究機関総計218団体が参加している国際標準化組織となっている。

O-RANの詳細は→OーRANについて

参加メンバーの詳細は→O-RANアライアンス