ただ今、 「追悼 植木等さん」 の番組を見た。~皆あなたが好きでした~
昔、江戸時代から日本人は、裏に凝るといううが着物の裏地に表以上の上等なものをつける意気(粋)さを誇ってきた。
植木等さんの、エンターティナーとしての、表の芸も凄いが、今まで知らなかった裏の真面目さの奥の深さを番組で知り感動した。
無責任男の芸で、サラリーマンの悲哀を、明るく笑い飛ばし、単なるコメディアンでなく、ミュージシャンとしても一流であり、シリアルな俳優もこなし素晴らしい表面に対し、裏面では、真面目で、芸能人にありがちな浮いた話もなく、人思いで元付き人だった小松政男さんがこの生番組で、感涙して言葉に詰まるほど。
知られざる裏の素顔の立派なこと、このような人物はあとにも先にもいないと思った。
普通は裏といえば、週刊誌ネタになるほどスキャンダルでどろどろした人々を見てきただけに、本物は凄いといわざるを得ない。