ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

くだらない。

2007年04月25日 | 一行法師

「くだらない」。吉天のブログの事ではない。

昔、天子様の居られた京の都とその周辺を、上方と言って居ったそうじゃ。江戸のほうは東国で、都を離れて東国に移動することを、東(あずま)下りとか言いおった。昔男ありけりの「伊勢物語」にも、東くだりの段があるそうじゃて。

その上方の物産で、良いものだけが、東の方にくだってきて、つまらないものは、くだらない。よって価値のないつまらないものは「くだらないとなったそうじゃ。

東京遷都で、天皇様が都をかまえて、東京が日本の中央となり、政府も中央である東京にある今は、鉄道や道路の上り下りも、誰が決めたか知らないが、東京の中央へ向かう列車は「のぼり」中央から離れる列車は「くだり」と日本列島端から端までそうなんでしょ。

くだらないこと記事にしてると、見放されるかも。

汚い話、下痢をして「腹が下る」とも言うが、「天下り」と「腹下り」 は同義語かな。天下りするたびに退職金いっぱいもらって、私腹を肥やす事ばかり考えていると、しまいに腹を壊し下痢するでェ~。

あほな事ばっかり言ってるから、東大出の能吏に馬鹿にされるンや。 やっぱり、あんたは何時までたっても、地べたから吠えてるしか、能ナイノ。 あァあ。


天下りは差別用語だ。

2007年04月25日 | 不思議ニッポン

近年、いろいろな言葉が「言葉狩り」にあって、差別用語として葬られてきた。なのに「天下り」は差別ではないのか。

まず天、天があって、地がある。天から地べたへ降りてくる「天下り」は、お上の役人が、民の世界に下ってくる事だろう。

士農工商の階級社会は無いはずなのに、四民平等なのに、江戸時代から明治になっても、官は民の上にあってお上で通っていた。

戦後の民主主義になっても、公務員は公僕と言って、民の僕(しもべ)と言いながら、高いところから、見下ろしてきた。

「天下り」なる言葉は、民を蔑視する差別用語の最たるものだ。

昔「天孫降臨」といって、天子さま以外は天下りした人?いないのだ。神話の時代、天照大神の孫「ニニギノミコト」が最初に天下りしたのだ。

官吏が「天下り」なんてもっての外。不遜なること許しがたい。憲法のどこに書いてある。

「天下り」が、死語になって日本から消えたときはじめて「美しい国日本」が実現する。