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裏地に凝る江戸の粋人

2007年05月29日 | 不思議ニッポン

表地は、地味な目立たないものでも、裏地にはいいもの、粋なものをつける。江戸人の衣服は裏に凝ると言う。羽織の裏とか長襦袢には、凝ったものが多い。

物には、裏と表があるのは当然ながら、昨今はその裏がひどすぎる。

政界、財界、経済界、芸能界、スポーツの世界まで、表向きは立派で、綺麗のようだが、ひとたび裏へまわると、その裏はどろどろとした汚い世界。

その泥の多くは、利権と金にまみれて臭気さえただよう。

その表と裏の関係を、きものや羽織の表裏にたとえるならば、どろどろに汚れた裏地に滲みや虫が食って、それが表地にまで癒着して破れ目が露呈して人前に着て出られ無い状態。

こんなきものや羽織に誰がした。こうなる前に、汚れを落とし、綺麗にたたんで、防虫剤でもいれておけば良かったのに。

「見ぬもの清し」「臭い物に蓋」他にも汚れたもの手入れしないで突っ込んであるんじゃないの、紋付きのきもの一枚 オシャカにしたのだから。(合掌) ぞろぞろ出てきたのでは、悉皆屋吉天の手に負えないよ。

門や玄関は立派でも、裏へまわれば「ごみ屋敷」。こんな議事堂見たこと無い。  いや見えなくしていたのだろう。

総理、国会のトイレ掃除から始めないと、参院選に間に合わないよォ~~。