かぁちゃん、お蔭様で、日に日に食欲も出てきました。
御心配いただいて本当にありがとうございました~っ
まだ、つついて遊ぶ事の方が多いけど、おかずだけは自力で完食できるまでに復活
反面、言葉が全く出ないのとお小水が日に2回しか出ない日が続いていたので
「出ない」心配が残るものの、変な物が「出ちゃう」よりはいいかなぁ
(水分摂取に気をつけると出る時には大洪水なので、量的には心配ないと思います。)
かぁちゃん、吐血の翌日、看護士さんが点滴に来てくれた。
ここで困った事が一つ
かぁちゃんのベッドの回りには背の高い家具が何もないので、
点滴をぶら下げる場所がない
看護士さんはカーテンレールにワイヤーハンガーをかけて何とかしようとしてくださるのだけど、ちょ~っと不安定。
ん~、ん~、ん~・・・とない頭を絞って思いついたのが「譜面台」
サイドテーブルに譜面台を設置。楽譜を乗せる場所の調節ねじにS字フックをかけて、
バッチリ 完成簡易点滴台!
教訓「一家に一台譜面台」!!
で、カーテンレールに看護士さんが挑戦中、点滴の管が届かなかったので
かぁちゃんの頭をいつもと逆に寝かせる事にした。
さぁ、ここから「かぁちゃんの世界」は大きく広がったのである。
いつもと見える風景が違うので、周りをキョロキョロ落ち着きなく見ていたかぁちゃん。
やがて、視線がピタリと止まる・・・
かぁちゃんテーブルの横に置いてあるスピーカーの上にいつも乗っけてる
舟木一夫氏のポスターが目に入ったみたいで、そのまましばらく凝視。
点滴の針を刺す時に、チロリと看護士さんを睨んだけど、
あとは、ポスターをじ~っつと見つめて、はっきりと、
あまりにもハッキリと「ふな・・ふな・・舟木一夫や」
いや、いいですけどね・・・あんな思いの果てに発した言葉がそれかよ~
同じ日の夕方、業者の人が車椅子を持って来てくれた。
介護保険が変わった事で以前の業者さんが店を閉めざるを得なくなって、
慣れていた担当者さんが事実上廃業。
・・・心配してたら、やって来たのはその担当者さん!
「あらまぁ、久しぶり~!」嬉しいのと安心したので、私、ちょいとやっちゃいました
車椅子の使用方法を丁寧に説明してくれるお兄ちゃん!(正確にはおっちゃん)
「坂道を下る時には慣れないと危ないですからね。」
「乗っていらっしゃる方も怖いと感じられるので、後ろ向きにしてくださいね。」
私はふむふむ・・・と聞きながら、つい想像の世界に入っちゃった
堤防の芝生の斜面を、車椅子で進むかぁちゃんと私。
かぁちゃんは「うふふ、うふふ」と嬉しそう。
あはは~っ、あはは~っ・・・つい手を離す私
かぁちゃん、車椅子でびゅんびゅんと、嬉しそう。
ひばりがさえずり、空は青空、今日は何やらジェットコースター気分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私、ついつい声に出して言ってしまいましたのさ。
「ばいば~い」・・・手を振りながら
気づいた時は既に遅かった。
担当者さん、くりくりまなこをますます大きくして
「ちょ、ちょっと~、ばいば~いってぇ 」
なるほど、ふつ~の人には付いて来れない世界だったか・・・
安心めされぃ。うたかたの夢を見ておったまでよ。
拙者、そこまで愚かではござらぬ。・・・と、思う
ま、まぁ、これでいざという時の病院や商店街に行けるって事は大きな安心。
でもね・・・もう少し暖かくなったら、散歩に行こうね。
かぁちゃんの足で、ゆっくりゆっくりでいいから。まだ、動く今のうちに。
御心配いただいて本当にありがとうございました~っ
まだ、つついて遊ぶ事の方が多いけど、おかずだけは自力で完食できるまでに復活
反面、言葉が全く出ないのとお小水が日に2回しか出ない日が続いていたので
「出ない」心配が残るものの、変な物が「出ちゃう」よりはいいかなぁ
(水分摂取に気をつけると出る時には大洪水なので、量的には心配ないと思います。)
かぁちゃん、吐血の翌日、看護士さんが点滴に来てくれた。
ここで困った事が一つ
かぁちゃんのベッドの回りには背の高い家具が何もないので、
点滴をぶら下げる場所がない
看護士さんはカーテンレールにワイヤーハンガーをかけて何とかしようとしてくださるのだけど、ちょ~っと不安定。
ん~、ん~、ん~・・・とない頭を絞って思いついたのが「譜面台」
サイドテーブルに譜面台を設置。楽譜を乗せる場所の調節ねじにS字フックをかけて、
バッチリ 完成簡易点滴台!
教訓「一家に一台譜面台」!!
で、カーテンレールに看護士さんが挑戦中、点滴の管が届かなかったので
かぁちゃんの頭をいつもと逆に寝かせる事にした。
さぁ、ここから「かぁちゃんの世界」は大きく広がったのである。
いつもと見える風景が違うので、周りをキョロキョロ落ち着きなく見ていたかぁちゃん。
やがて、視線がピタリと止まる・・・
かぁちゃんテーブルの横に置いてあるスピーカーの上にいつも乗っけてる
舟木一夫氏のポスターが目に入ったみたいで、そのまましばらく凝視。
点滴の針を刺す時に、チロリと看護士さんを睨んだけど、
あとは、ポスターをじ~っつと見つめて、はっきりと、
あまりにもハッキリと「ふな・・ふな・・舟木一夫や」
いや、いいですけどね・・・あんな思いの果てに発した言葉がそれかよ~
同じ日の夕方、業者の人が車椅子を持って来てくれた。
介護保険が変わった事で以前の業者さんが店を閉めざるを得なくなって、
慣れていた担当者さんが事実上廃業。
・・・心配してたら、やって来たのはその担当者さん!
「あらまぁ、久しぶり~!」嬉しいのと安心したので、私、ちょいとやっちゃいました
車椅子の使用方法を丁寧に説明してくれるお兄ちゃん!(正確にはおっちゃん)
「坂道を下る時には慣れないと危ないですからね。」
「乗っていらっしゃる方も怖いと感じられるので、後ろ向きにしてくださいね。」
私はふむふむ・・・と聞きながら、つい想像の世界に入っちゃった
堤防の芝生の斜面を、車椅子で進むかぁちゃんと私。
かぁちゃんは「うふふ、うふふ」と嬉しそう。
あはは~っ、あはは~っ・・・つい手を離す私
かぁちゃん、車椅子でびゅんびゅんと、嬉しそう。
ひばりがさえずり、空は青空、今日は何やらジェットコースター気分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私、ついつい声に出して言ってしまいましたのさ。
「ばいば~い」・・・手を振りながら
気づいた時は既に遅かった。
担当者さん、くりくりまなこをますます大きくして
「ちょ、ちょっと~、ばいば~いってぇ 」
なるほど、ふつ~の人には付いて来れない世界だったか・・・
安心めされぃ。うたかたの夢を見ておったまでよ。
拙者、そこまで愚かではござらぬ。・・・と、思う
ま、まぁ、これでいざという時の病院や商店街に行けるって事は大きな安心。
でもね・・・もう少し暖かくなったら、散歩に行こうね。
かぁちゃんの足で、ゆっくりゆっくりでいいから。まだ、動く今のうちに。