『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

♪闇にか~くれて・・・あそぶっ♪後編

2007年03月29日 12時13分37秒 | 日々の出来事
今日はおうちへ帰れな~い
となると、一瞬血の気が引いたのは確か。だって翌日は法事と言う事もあるけど
それに合わせて義姉が來阪。ぺこちゃんのお見舞いにも立ち寄る予定とか。
当然、我が家で小休止入れる事になる・・・
掃除が全く・・・どころか玄関にはⅠの冷蔵庫が人間の侵入を防いでいる

けど、結構早く開き直り冷静になった。
そっかぁ、寝なけりゃいいだけの話で何とかなるさぁ

背の君はもうすっかり夢の中の時間なので、ⅠとⅡにメールを入れる。
「こんな機会はめったにないんやから、十分楽しんだらええねん。」だと・・・。
「うん、わかったぁ」・・・って・・・どっちが親かもうわかんない。
まぁ、朝帰りは愚息達はもうベテランの域?なので、そういう物なのだろう。

それにしても・・・安価で朝までとなると・・・

だけど・・・え?そんな状態で歌うの?うそ・・・
で、なに?うそ?・・・あんた嫌がってたくせに、いきなりキャプテンハーロック?
え・・・この時間にその路線???・・・お願い、うそだと言って


若いお子様達がたむろする深夜のカラオケボックスで、
50前のおっちゃん、おばちゃんが連れもって、アニソン、特撮ソングの応酬。
・・・異様な世界だぁ・・・
・・・もうね・・・寝ないために熱唱ですよ・・・
ノウミソバーーンッ(もしかしたら関西限定のギャグ?)

ううう・・・こんな歌い方してもいいのか~っ??


午前5時10分始発に飛び乗って・・・さぁ、現実に帰る。
形は違っても、みんな、それぞれに重い荷物を背負って頑張ってる。
もちろん、頑張ってるなんて一言も言わないけど、皺は増えたけどいい顔してるもん。
人生の中でほんの数年共に過ごしたというだけのつながりだけど、
一瞬で30年近い時をワープ出来る存在の有り難さを、
もしかしたら私は今回、初めて知った。

故あって高校までの友人達とは極一部の例外を除いてお付き合いがないので、
「同窓会」という名目で呼んでもらえる場所はここしかない。
がむしゃらに頑張ってた時代で、大切な思い出がぎっしり詰まった時代。
けれど同時に、同じ重さで思い出したくない事も数多かった時代。
だから、振り返るのが少しばかり気が滅入る筈だったのに、
いつしか、全てを穏やかに微笑んで思い出すことが出来るようになってた。
これが、時の流れと言うものなのかしらね。
・・・な~んて少しはしんみりもしながら、いざ、現実へ



さて、背の君は何故か怒らなかった。
内心、絶対に怒られるとびくびくしてたのだけど・・・何だか拍子抜け
でもまぁ、怒られてる暇もなかったのもあるけど
相方の「女の子」も恐る恐る帰り着くと、
旦那様はお風呂をわかして待っていてくれたのだそうだ。
・・・よそ様の旦那様は何て優しいのだ・・・それに引き換え・・・

1時間だけ目を閉じて、シャワーを浴びて、テーブルの上を片付けて、掃除機かけて、
着替えて、4時間後には別の電車に家族揃って乗っていた。
義兄の13回忌と昨年逝った姪っ子の法要。

能登で大きな地震があった時は電車に揺られていたので、
被害の大きさを知ったのは夜になってからだった。

コメント (2)
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