『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

そろそろ二ヶ月

2007年04月11日 10時42分43秒 | ぺこちゃんにまつわる話
              

久しぶりに、ぺこちゃんの話題を。

入院から、そろそろ二ヶ月。元気いっぱいの大阪のおばちゃんも抗癌剤の治療が終わり、
来週には退院出来るようで、ぺこちゃんは少し拗ねモード。
心配していたステロイド剤の副作用も今の所はそれ程なく、一昨日から一錠減ったので、
予定通り、GW頃には退院出来るかも・・・と言いつつ、すっかり病室の主となりつつある

40年近く、家族を離れて団体生活をしていたせいか、
苦しい検査が終わってからはとても落ち着いて、文句や愚痴は多いけれど
入院生活の決り事の中でも、大きなパニックを起こす事無く過ごしている。
これには心底ほっ

気になる事は、薬のせいでやはり顔が・・・まんまるのムーンフェイス
もともと丸いので分かんないけど、顎のまわりは明らかに普通じゃない。
あと、手を伸ばせば全て事足りるので、以前に増して動かない。
退院してからが問題だなぁ・・・骨が弱くなっていると思うので、ちょっとなぁ
「病院の廊下を歩いて運動しましょう。」と言われてるのもよく分かってるんだけど、
20メートルくらいの廊下を一往復したら「運動した!」と、鼻高々。
せめて10往復~っ!!・・・あ、どっちにしても気休めかぁ・・・。

そして近頃急に気になっているのが、会話する量が減っているのが関係するのか、
いつも通り大きな声で喋るのだけど、舌足らずの部分が激しくなって、
私が聞き取れない(内容が理解出来ない)。
何度か聞き直すけど、そりゃ、腹も立つよね・・・ごめ~ん。
それに聞きなおされると、むきになって喋るので、もう怒号にしか聞こえない。
なので、適当に理解しているのだけど、そういう事って敏感に感じ取ってしまうので
このままじゃぁいけないなぁ・・・


話は変わって
写真には細かい部分が写らなかったので、ちょっと解説をば。
花柄の紙に書いてあるのが、月に一度か二度の特別メニューのお品書き。
和食、中華、洋食のローテーションで力を入れた内容になっている。

この日の洋食御膳のお品書き

         ムニュアラセゾンマルス(意味、わかんな~い
 
     スープ    野菜のポタージュ
     サラダ    サラダアスペルジュ
     アントレ   ホワイトカレーフォンデュ
     ライス    バターライス
     デザート   ソフトヨーグルトゼリー 木いちごのソース


後の二枚は「今月のこだわりの一品」の説明。
こだわりの一品の食材の説明と効用。レシピまで書き添えてある。(後日紹介しま~す)

    2月のこだわりの一品は「イベリコ豚のステーキ」
    3月のこだわりの一品は「白魚真丈鶯仕立椀」

まるで、高級料亭のようだけど、そこは病院
カロリー計算はバッチリなので、ほんの一口。見事に一口~っ!!
(なのでここは写真よりも、想像力でお楽しみくださいませ。)
でも、食べる事しか楽しみのない入院患者さん達には、味はともかく
この「お品書き」があるとないとでは、気持ちが随分違う筈。
ぺこちゃんも、読めないけど、これを私に渡す時はどこか得意げで嬉しそう。


ただ、食事制限のある方には、恨めしいだろうなぁ










コメント (6)
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