『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

【Mama K 】 VS 【The YOUTSUU】 1

2008年01月24日 11時38分47秒 | こちら“mama K”です。
「おばちゃ~ん♪“銀杏ボーイズ”のライブ行ってきてん」と、
先週の金曜日、姪っ子が私の顔を見るなり息弾ませて喋りだした。
「もうなぁ、めっちゃ凄かったわ。バリ良かったわぁ。」・・・未だ夢見心地である。
なので、おばちゃんも負けずに声を大にして言う。
「明日の夜、おばちゃんも行くねんで、ライブ
「え?なんのぉ?誰のライブに行くん?」
「わははははは、それは秘密だ、明智君!」高らかに笑いながら、おばちゃんは去った。

事の始めは昨年の秋。
ネットが発端でお知り合いになったレディから紹介を受けたバンドマンさん。
「今度ライブやるんですよ。ゲストに宮内さんをお呼びするんです。」
の言葉に、初対面にも関わらず「きゃん 行きます!行かせていただきます!」と言ってしまった。

だって、宮内さんなんですよ!宮内さんなんだもん!!
(え~・・・あの宮内さんでございますのよ。従って理解しがたい皆様・・・ごめんなさい)

まさか、間近で歌声を聴く事が出来る日が来るなんて思っていなかったので
るんるんるんっ らんらんらんっ  と、浮かれ気分をどこかに残しながら、
「これがあるから、何があっても大丈夫なのだ!」と自分に言い聞かせて乗り切った年末年始。


で、前日ハタッと気が付いた。
あ・・・私、ライブって初めてだわ・・・。
え?一人で行っても大丈夫なんかいな?それより何より・・・
この腰、どうすんの~?

それでも、生宮内の誘惑に勝てるはずもなく、
直前までベルトで固定して(変身ベルトならそのままして行けるのに)何とかGO!!
地図を見ながら到着すると・・・え?・・・この行列は何?
人がめちゃくちゃいっぱ~い。しかも、おばさんなんていな~い。
おじさんらしき人はいたけど、彼らだって私よりずっと若いに決まってる
迫り来る場違い感・・・

あぅあぅあぅ ノリノリに付いて行けな~い 何で一人で来ちゃったかなぁ
80年代以降のアニソンなんて分からん マッハバロンしか分からん
それより・・・こ、こしが~っ!!

腰痛の経験者の方はお解かりになっていただける筈。
二本足で長時間立っている事にどれだけの忍耐を要するか。
しかも、ぎんぎんに鳴り響く生演奏。なかなか聴かせてくれるヴォーカル。
あ、足が・・・足が勝手にリズムを取る~っ・・・動くな、足!!

電信柱の陰でじっと見守るアキコ姉ちゃんよろしく
ぽれぽれおばさんは、トイレの近くの壁の角に体を預けて、
体の重心を片足ずつに振り分けながら、こっそりと盛り上がりを見守りつつ
耐える、耐える・・・ひたすら耐える。
ひたすら耐えたって、イナズマンには変身できる筈もないのに耐える!!

しかしですよ・・・
おばさんサナギマンはイナズマンに変身出来たのです。
終盤の盛り上がり、バンドマンがWSPの一番を歌い終え、二番からあの声が~っ!!
聴きなれたあの声が~っ!!

恐るべし脳内麻薬。痛みはいずこへ?
聴くだけで精一杯の状態だったのに、気付けば一番後ろながら
壁を離れて宮内さんの姿が見える所まで移動しておりました     

場違い?・・・けっこう 腰痛?・・・けっこうなんでもござれ!!


宮内さんって、何て全身全霊で幸せそうに歌う人なんだぁ
うわぁぁぁぁぁぁ

と、これだけで、帰りは駅まで颯爽と背筋を伸ばして歩けたのだから凄い!


まずは、この時点で、mamaK VS Youtsuu 
うっちゃりでmamaKの勝ち~っ!










コメント (7)
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