『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

もひとつついでに・・・もう一つのTOKYO編

2010年05月10日 04時55分06秒 | 日々の出来事
東へ出向く時にはほとんど必ず行く場所がある。
幾つになっても少女時代へ一瞬ワープ出来る場所。
ずっと変わらないモノと、移ろい行くモノとが同居しているその場所で
私はピコピー☆さんを通してそこに出会い、そしていつも何かしら新しい出会いがある。
その場所でしか会えない人達と、束の間だけど会って話すのも楽しみの一つになっている。
人って、幼い頃の記憶の中に刻み込まれた事は生涯忘れる事はなく
それを現在になっても、瞬間でも側に置いておきたい。見ていたいという思いは誰もが持っていて
それがたまたま同じモノだったら、それだけで安心してそこに居る事が出来る時がある。
例えそれぞれが全く違う世界の住人で、全く違う価値観を持っていたにしても
その瞬間だけは揃って笑顔になれる。・・・そういう事って素敵だと思う。

・・・うへへへ、ちょっと秘密めいて書いてみた!たのし~っ




さて、その日の昼間に『新大久保』の駅前を通りかかると沢山の人だかり。
何でも、人身事故があったらしく電車が止まっているのだとか。
で、その日の夕方、別の駅で遭遇した出来事。予定の時間に電車が来ない。
やがてホームにはどんどん人が溢れ出す。・・・人込み怖い・・・
予定より15分遅れて来た電車はすし詰め状態・・・人込み嫌い・・・
何でも、どこやらで子供が線路に迷い込んで、その安全確認の為の遅滞だとか。
すし詰め電車野中、指先だけでつり革に必死でつかまり、緊張しまくる私の上の方で
「今日はまだましだよ。昨日はアキバで30分待った。」と誰かが連れ合いに話す声がした。

ふ~ん・・・
東京の電車って、そんなに度々止まったりするんやぁ


もひとつおまけ。
秋葉原の駅の構内。沢山の人の流れを逆行してフラフラと歩いている来る人とすれ違った。
ずっと前方から何やらぶつぶつ呟いているらしいけれど誰も動きを止めない。
私の横を通り過ぎる時、信じられない声が聞こえた。「OMAEWO NOROIKOROSHITE YARU」
・・・一瞬息を呑んだ・・・でも、人の流れは止まらない・・・私もその流れの中の一人。

ちょっと兄ちゃん、私はあんたにNOROIKOROSARERU筋合いはあらへんけどや、
あんた、そんな事言い続けてたら自分の呪に自分自身が縛られてしまうで・・・。
ええ事があっても、それに気付く事も出来んようになってしまうがな・・・。
せっかくええ天気やのに、心の虫干しせな。
お陽ぃさんが出てるのん、はよ気付きや。
・・・頼むから、手遅れになる前に気付いてや。絶対、気付いてや。

あかん・・・しっかり“呪”に囚われてる?


しかし、双方の出来事で気付いたのは、誰も必要以上に騒がない。
「なんぎなこっちゃなぁ!」とか「かなんなぁ、どないなっとんねん!」とか大声で誰も言わない。
だから通りすがりの人も「いやぁ、ほんまにかなんねぇ。」とか「ほな、しゃぁないねぇ。」と相槌も打たない。

・・・東京って・・・TOKYOって、大人な街なのだわ。きっと




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前回、東へ行った時には思うところあって、詳しい事はほとんど書かなかったのだけれど
今回は改めて日を追って書き綴ってみた(2週間以上かかってしもた
記録に残す作業は楽しかったけれど、どうしてもくどくなるので次回からは短縮で(笑)

回数を重ねる毎に特別な場所ではなくなって行く。
いつしか当たり前になってしまったけれど、これがいつまで続けられるのかは分からない。
続けられる限りはまたふらりと行くから、その時はまたよろしく頼みますよ。

♪夢のパラダイスよ、花の東京♪

コメント (2)
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