『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

春の陽射し

2010年05月02日 04時03分54秒 | 日々の出来事
明け方、布団に潜り込む時にはまだまだ寒いと感じるのに
ここひと月ばかり前から、カーテン越しにかすかに明るくなる空のもと、雲雀のさえずりが聞こえる。
今日はようやく寒さに一区切りしたような・・・
風は幾分強かったものの、澄み切った青空と暖かな陽射しは五月の始まりにとてもよく似合う。

      


ん?・・・もう五月ですぜ・・・ぎゃ~、今年の半分が目の前だぁ

ほら、ほらっ、やっぱり何もしないうちにどんどん時が過ぎて行く~


あ!何もしなかったと言う訳じゃなかった
先週の今頃は東の空の下で、ネットの世界から飛び出してお友達とお喋りしたり
Ⅰの部屋で掃除したり洗濯したり、洗濯したり・・・洗濯したり~~っ!!
胸ときめかせたり、切なくなったり、日常と非日常がごちゃごちゃになりながら、
半年分のワクワクドキドキ、ちょこまかばたばたを数日間でこなしておりました

それにしても、Ⅰの部屋をホテル代わりに使うようになってから余りにも日常を引きずってしまい
命の洗濯に行ってるんだか、ただの洗濯おばさんになりに行ってるんだか分からなくなって来た。
貴重な時間を取られるのが何とももどかしいのだけれど、今しばらくは仕方ないのかな
ただ、そのおかげで、これまでと明らかに違うのは、帰ってからの胸のうち。

現実逃避の夢の旅から、本来あっても良い筈のもうひとつの現実を疑似体験しているようで
最初の頃の旅の終末の時のようなど、どうしようもない切なさや遣り切れなさがすっ飛んで
終電間際の電車で家に帰りつくや否や、
家に溜まっていた洗濯物とアイロンがけをハイスピードで仕上げ終わった事に達成感を覚えるなんざ・・・

言語道断!!

んなものぉ・・・んなものぉ・・・
現実に帰る事への拒否感と、煌きの中にあるまだ温かい数々の記憶を繰り返し呼び覚ましながら
独り枕を濡らすのが常ではなかったのか
あるいは、そういう自分にたまには酔いしれてみたかったのに・・・

いずれにせよ、現実は現実以外の何物にも変えられないのに
日常から飛び出して、あたかも別の人間になったように振舞う事は不可能なのだ。
どうしたって、あらゆる限りのドジは踏むし、やっぱり誰かに見知らぬ土地で道は聞かれるし
Ⅰと喋るせいで言葉の切り替えだってもう無理に近い(笑)

翌日からお腹の調子を崩してショートから戻ったかぁちゃんと“大ウン動会”を繰り広げながら
“自分”を意識している“自分”に出会えている。


ただ今回、あちこちのコンディションが悪すぎて“mamaK”には成りきれなかったから
次はとことん歌える時間が持てたらいいなぁ。
こっちのモチベーションが上げ切れなかった事だけは本気で悔しい“自分”でもある。

ほんまにぃ・・・しっかりせえよぉ!!


あぁ、いつもの如く前置きがやたら長くなってしまった


ぼちぼち旅の記録を思い出しながら綴って参ります。


コメント (2)
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