『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

やっぱり出来たてが良い

2010年05月31日 17時32分42秒 | 日々の出来事
せっかく九州まで来たのだから、帰りの新幹線まで時間があったので博多から少し足を延ばした。

        
            
           ♪心字池にかかる 三つの赤い橋は
    一つ目が過去で 二つ目が現在♪・・・そして三つ目が未来。
    太鼓橋が三つ続いているのを想像してたら『いま』の二つ目の橋は平橋だった。

        
          
           ♪あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
          私も一夜で飛んでゆくと云った  忘れたのかい♪

                  
                 ♪飛梅~っ!!♪  




            ♪大宰府は春 いずれにしても春♪
   
                

     と、歌の文句のようにはやはりいかない。さしずめ・・・
     ♪大宰府はどしゃぶり~!いずれにしても、どしゃぶり~っ!!♪


天神さんの本殿を前に、Ⅰは楼門のひさしから落ちる雨粒をカメラに収めようと夢中になり
Ⅱはそのまわりをうろついて、どういうように邪魔をしようか考えあぐね
背の君はそれを少し離れた所で傍観者に成りすまし、
私は一人「わっ!飛び梅や!これが飛び梅やぁ♪」と土砂降りの中をはしゃいでいた。
ま、それぞれに楽しかったのだろう。
三つ目の橋を渡る頃、雨脚がいっそう激しくなり、その時点で「冗談じゃねぇぞぉ。」と苦笑い。


そう、ここへ来たからには、食べておかなくてはいけない物がある!
ぴぃが高校の修学旅行のお土産に買って帰った“梅が枝餅”
「これが梅が枝餅かぁ♪」と感激しながら食べてから30年。
・・・もう既にこの歌はあったのだ。

              

            同じ歌詞を元チビたちと思い浮かべながら食べた
             できたてほっかほかの“梅が枝餅”
            外側のお餅がカリッカリで香ばしい

    こればっかりは、御土産では味わえない香りと食感。感動モノでありました。
    焼餅のしっとりした味も大好きだけど、やっぱり、出来立てが一番♪



それにしても、駅から天神さんまで沢山の“梅が枝餅”のお店が軒を連ねていた。
境内にも茶店があって、やはり“梅が枝餅”を店先で焼いていた。
「焼き立ての梅が枝餅はいかがですか?店によって味が違いますよ。」と店子さんが呼び込むけれど
全部の店のを食べ比べたツワモノはおられるのだろうか?



30年の時をひとっ飛びして“梅が枝餅”の味は家族4人の“今”の味、記憶に新しい味になった。
いつか、ずっと先に、もしかしたら私がこの世にいなくなった時になって
「あん時おとんとおかんと食べたなぁ。」っておじさんになった奴らが思い出すかもしれない。
その時はきっと、この歌も一緒に思い出すのだろうな。


なんて・・・いなくなったばぁちゃんの記憶と共に彼らが思い出せる事が一つ増えただろう、
その事が、とても嬉しく感じた西への旅でありました。



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西への旅の記録を早くUPしようと思っていたのに、
今年のイネ科の花粉症の症状は突如、物凄い馬力でやってきましたがな
一日で、目、鼻、顔がわちゃくちゃですわ。どないせぇっちゅうねん
長雨の後の晴天と共に毎日吹く強風のせいでっしゃろなぁ。
どないもこないも・・・さっぱりわやですわ。

皆々様もどうぞ用心あそばして・・・。
      



                
コメント (4)
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