散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



紐付きの飴ってあるでしょう?

小さいころ近くの公園に向かいに駄菓子屋さんがあって、
そこで売っていました。
私は決して「いいとこのお嬢様」ではなかったはずなのに
私のハハが「駄菓子」については異常なほど厳しくて、
もちろん出入り禁止。
知恵がついて「じゃあかわりに買ってきてあげるよ」と
友達が言ってくれても、駄菓子を買うお金なんてない。

おこづかいが自由になる友達が「おごって」あげよう と言っても
それがハハにばれたときのことを思うと、
夜も眠れないくらいなので、結局自分でお小遣いが自由になるころには
もう 駄菓子への興味もなくなっており。

中でもこの「紐付き飴」は 近くで食べている友達から
香料のいいにおいがするし、遊んでいる最中でも食べられるから
それはそれはうらやましかった。

今だから言えるけど、滑り台の下に落っこちていた紐飴
(まだきれいで ざらめもしっかり残っている状態)を見たときは
洗って食べちゃおうかと思うくらい 切羽詰っていたこともあります。
(おかあさん 拾って食べませんでしたから安心してください)。

中学に入ると体育祭で「障害物競走」ってあるでしょう?
その関所のひとつに「粉に入った飴」と「ぶら下がった紐飴」が
ありません?
たいてい全員種目ではなく選抜とかくじ引きだから
うまくこれに出られるとは限らない。
紐飴が関所に使われる年に限って リレーの選手になってしまったり
競技後紐飴を食べている生徒が お行儀悪いと先生からのお叱りがあり
紐飴は中止になった年もあり そのまま消えてしまった。

私たちの年代と違い、生協などでも駄菓子風のお菓子が売られていたり、
添加物もかなり規制が厳しくなっていたので、
息子たちはそれほど懇願してまで食べたがらなかったような気がします。

で 無印のお店で最近増えつつある「優しい昔菓子」。
食べるのは私だけだろうなぁ と思いつつ・・・。

あの食べた後口の中が真っ赤になってしまう着色料も
食べたら最後絶対足がついてしまう香料も入っていないので
やさしーいお味ですが、
紐をくわえて今日はお掃除をしてしまいました(笑)。

このきらきらした飴、
最近お気に入りのスワロフスキービーズのミニバッグに似てるなぁ。



と 春の新作。
おうちにあるビーズだけで作れる(特別な部品もスキルも必要としないので)
気にいってます。
このシーズン ちょっとお別れのときに差し上げるのにも
邪魔にならないし。

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