![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/8c/5548528ada9573c67781867e91ff0069.jpg?1660905717)
4AG16バルブを4連スロットル化
2022AE86ドリフトチャンピオンシップ九州四国大会
ドラマの一部始終
準々決勝編
自分で言うのもなんだが
やはり今回の対決で注目されたのが、同じ佐賀県である私とボクタクボ選手との身内対決。
昔を知っている人やここの読者ならばご存じかと思いますが、昔ライバルでした。
今は?ってことになるけど、やはり突き進んできたボクタクボ選手は、全国を狙う選手でもあります。ライバルから追いて行かれちゃった感はあるし、それが悔しいとか思うこともなかったし応援もしていました。
2007年の三井カップ3戦連続決勝が私とボクタクボ氏の対決だった話が今回話題になりました。覚えてくれてた人いたんですね。最後に戦ったのは2010年のME杯の決勝。実は大会ではよく争っていたんです。今回、ボクタクボ選手とは、それ以来の対決となりました。12年ぶりです。
でも私は、ドリフト競技から遠ざかり周りを支えて九州の86仲間がみんなで走れるようにしよう的な方向にチェンジしていきました。九州のレベルがどうのって話じゃなかったんです、サーキットは無くなるは、車はみんな完成しないわで走れる人もどんどん少なくなって楽しみ自体がなくなりそうな雰囲気だったんです。それで手助けできる分は、昔に感謝して恩返しをしようと思い、手助けしてきました。団体ドリフトで盛り上げていたのもその一環になるのです。
そんな中、一昨年あたりから盛り上がっていた、このAE86のドリフト大会、みんな出るから出てみようかな的なノリで参加しました。でもやっぱり大会への取り組み方を見るとボクタクボさんや長崎の平湯さん、黄色シャコタンてっぺい君は佐賀長崎では抜けていたと思います。
今回の大会も私の実力と車の戦闘力からすれば敵わないなという見方は自分としても間違えではないとおもってました。
私には、過去に競技してきた財産が少しと去年の反省点ぐらいで戦う覚悟で挑んでますし、ヤル気はどうなのか問われると返答に困る状態です。コロナ事件から復活しているわけではありません。
それで今回の大会、ベスト8までなんとか勝ち上がり、私はボクタクボ選手と対戦することになりました。
やれるだけのことはやって楽しむ。実力じゃ敵わんのは十分わかっている。
ただ作戦がないわけじゃない。ひっかかればラッキー的な作戦があります。
やれることだけやる。ぜったい勝つぞの気持ちはなかったですね。
ただ相手のボクタクボ選手は心境も違うと思うし、ここで取りこぼすわけにはいかないと気合が入っているのはわかってます。
スタートあとに息つき症状に襲われ、まさかのところで失速からの復活でタイミングがずれたのが神様のイタズラになったのかな。でも走行中は、終始入り込まれたり、離されたりで私の負けは決定したようなものだと思い込んでおりました。
対戦後、勝敗を案内係から聞くのにボクタクボ選手の横に並びました。私は負けを確信してたからです。でもボクタクボ選手には余裕な感じの表情が無い。今思えば大変、失礼なことしたなと。
私が勝利した後は、第一声が「はあ~なんで?????」です。ヨッシャーとか嬉しい感情が一切出てこなかったんです。まったく状況を把握していなかったのです。スポッターも私に伝えきれずにいたと思います。
複雑な気分だったんでしょう。
ボクタクボ選手みたいにたくさんの人から応援される人っていうのは、行動するし、あきらめないし、ヤル気がみなぎっている人です。そういう人は、走りに魅力がでます。もちろん負けると何百倍も悔しい思いをする。
今回の結果は神様のイタズラやお告げだとしか言いようがない。
この対決は私へのメッセージだという捉え方が大きいのかと。
ただですね言えるのは、対戦できたのは正直嬉しかったです。いろんな思いがありました。
次対戦するときは、どんなときだろうと思いました
もしかして次対戦するのは、全国の決勝戦ですか?
私にそう思わせる対戦だっと思っています。
今年もオートポリスレイクサイドコースで行われた、AE86ドリフト大会九州予選
参加してきました。
前夜祭に行きたかったけど行けず。
今回も軽い気持ちでオートポリスまで行きました。
まあベスト16まで残ればいいかみたいな感じの気合。
今の実力じゃベスト4までいけるといいなーなんて思いながら準備。
周りは気合入っている選手ばかりですが、自分は自分なんで周りに合わせる必要はないと
思って行動。
でもいつもの癖なのか走り方は研究。
今回の審査員はあの有名な土屋圭市さん。
審査ポイント聞いてレブリミット300rpm上げました。
練習走行で走りの確認とコースの状況は確認。これも癖だと。
予選1本目、ラインは少し外したけど車なりには走れたかなというくらい。
予選2本目、ライン重視で走って、まずまずのコメント。
これは予選通ったかなと思いました。
発表までは時間があったのでイベントを楽しむ。
ケータリングやお昼ご飯。
みんなと話したり楽しかった。
さてさて、予選結果の発表です
マイクトークはサーキット業界で有名になっている鬼釜氏。
16位から緊張ある発表をしてくれました。
予選は5位通過でした。
意外や意外。けっこう上のほうで予選通ってた。
嬉しいけど、対戦相手が気になる。
決勝トーナメントは追走になります。
去年やらかしたんで、きちんと対策。スポッタも木木木くんにお願いしました。
1回戦目は大阪から気合入ったAHK86さん。赤ハチ先行。最終コーナーでベタベタにひっつかれやばい感じ満載。ちょくちょく後ろ見たけど終始突かれてた。5:5の判定。
赤ハチ後追い。ここで攻めなきゃ終わる。けど落ち着いて考え的を絞って、気合が入るのは2コーナーから後。
1コーナは落ち着いて入って2コーナから決める感じで4コーナーで懐を狙う。まじ気合入ったー。
5.5で赤ハチ勝利。自分の中では車の戦闘力で自分の腕でいくとまじ限界でした。アドレナリンでまくり。スポッタしてくれた木木木くんもテンションに驚いたと思う。昔の戦う自分が戻ってきた。
2回戦。相手は仲間内のボクタク〇さん。
単走1位の優勝候補。毎回狙って大会に挑んでいる相手。
先行赤ハチ。まともにいったら勝てないので駆け引きは入れる。実力も車も向こうが上。作戦ははずれったぽい。そして謎の息継ぎ症状がここで発生。ガス欠か?なんて思いながらどうしようもできないのでそのまま後追い。突いていけませんでした。結果を伝えられます。もう完全に負けたと思っていましたが、なんとなんと勝ったではありませんか。なぜなぜなぜーーーです。
スポッタも何も言ってないよ?気づいてない?頭の中が????????????です。
でも次の追走もあるので、ガス欠症状を治すために燃料を入れにダッシュでピットへ。
ベスト4の相手はシンタン選手。
シンタン上手いし、自分がパニックで作戦なんて考えてません。
とりあえず後追いスタート。なんとかついていけましたがガス欠症状がところどころ発生する。燃料ポンププランプランしてるのか?よくわからんけど祈るように
先行スタート。ストレートではガス欠症状出なかったけど振り返すときに症状発生???いきなりエンジンブレーキがゴンとかかるかんじで止まるんです。これ追走中なんですが・・・。で後ろみたら、あのシンタンがーー。
でなんとか勝利。
決勝です笑
相手は、佐賀の赤ハチセシロくん。同じカラーで2ドア。仲間内で先日までトラブってて苦労してた方です。
決勝で会えるなんてね笑ったばい。
決勝を楽しもう、そう言って走りました。
走りはとてもじゃないけど症状がでて突いていけませんでした。
でも正直悔しいとかまったく思いません。
悔しさ見せて次頑張れよなんて声なんていりません。
先月のコロナ事件はここ見てたらみんなが知ってたと思う。
その高校生も今回、同行してました。少しでもいいとこみせたい。
ただこの気持ちだけだったんです。
この場に立てたことだけでも進歩だったんです。
それが決勝の舞台まで経験させてもらい、たぶん全国大会のキップも
手に入れることができるかもしれないのです。
そんな簡単に勝てる大会じゃありませんから
奇跡としかいいようがありません。
前日練習にも行ってないし、車の準備なんてほぼ1日で終わったし。
みんなからの祝福が温かく温かくてうれしかったです
表彰式での炭酸ファイトもめっちゃ楽しかった。
応援してくれた関係者のみなさんありがとうございました。