このとき手にしていたこの葉っぱ、
実はこれニッキの葉っぱなんですよ。
ニッキはほら、昔浅田飴をなめていた方々ならご存じでしょうが、クールではなく人気のないあのニッキ。
浅田飴をご存じない方は、なんとなくシナモンをもう少し辛く、生薬臭くしたものをイメージしてください。
まあ、日本古来のハーブや香辛料のようなもんなんですが、私には子供のころからずいぶんなじみ深かったのです。
というのも、当時駄菓子屋で、「ミカン水」と「ニッキ水」という瓶入り飲料がありまして、
それが確か10~15円ほどでしたので、ちょいとリッチな気分の時には良く買ったのですよ。
(普段は1本5円のいわゆるチューチューを飲んでおりました。)
ミカン水というのは名の通りミカン味の飲み物でしたが、色は無色。
でもちゃんとミカンの味がするのが面白く、大抵はこちらを飲んでおりました。
(無論無果汁であります)
一方ニッキ水は赤や緑、黄色といったどぎつい色で、子供には少々過激なとピリリとした風味。
このピリリがなんとも言えない感じで気づけば結構癖になり、わかりやすいミカン水に飽きた時には、
ちょいとこの刺激の強いニッキ水に良く手を伸ばしていたのです。
これらは駄菓子屋だけでなく銭湯にもよくあったので、
確か、どちらも確か中学くらいまで(1970年代末ごろ)までは見かけたのですが、その後はとんと見かけなくなりました。
で、この度とある道の駅でこの日記の葉っぱが売られているのを見つけ、
「やった!これで懐かしいあのニッキ水を家で作れる!」
そう喜び勇んで買ってきたのですよ。
そういうわけで…
なになに…
2リットルの水で葉っぱを20枚ほど、約15分間煮出すのか…
というわけで煮ること15分
う~ん、これでええんかな?
確かに若干色は出ているがなんとも薄い様な感じがする。
試しに飲んでみると…
やはり薄い!
確かにニッキの風味はするけれど、あのニッキ水とは程遠い!
「これじゃあ、ニッキ水というより、ニッキ茶やな~。」
そうつぶやくと、
「だからニッキ茶って書いてあったで。」と奥さんが。
「え?」そこで葉っぱの入っていた袋をもう一度手に取ってよく見ると、確かにそこにはニッキ茶と。
なるほど、やはりニッキ水を作るのには、葉っぱではなく樹皮をに出さねばならんのか…
てなわけで、この後お茶が冷えるのを待ってからペットボトルに小分けにし、
店番の時にでも飲もうと冷蔵庫で冷やしてみたらば…
わはは!まっ茶色ですよ!
あれま!いきなり濃くなった!
しかも色だけでなく味までも刺激的になって、こりゃ美味しい!
へ~、時間を置く方が風味が増すのか~♪
てなわけで、結構気に入ったこのニッキ茶。
まだ葉っぱが残っているのでまた今度作ってみます。
というか、
ニッキって肉桂(ニッケイ)のことで、あれって樟(クスノキ)の仲間だから、もしかしたら楠木茶もあり得る?
そう思い調べると実際に結構飲まれている様子。
クスノキなら結構いろんなところで見かけるからその時に少しはっぱを頂戴して作ってみようかな?
実はこれニッキの葉っぱなんですよ。
ニッキはほら、昔浅田飴をなめていた方々ならご存じでしょうが、クールではなく人気のないあのニッキ。
浅田飴をご存じない方は、なんとなくシナモンをもう少し辛く、生薬臭くしたものをイメージしてください。
まあ、日本古来のハーブや香辛料のようなもんなんですが、私には子供のころからずいぶんなじみ深かったのです。
というのも、当時駄菓子屋で、「ミカン水」と「ニッキ水」という瓶入り飲料がありまして、
それが確か10~15円ほどでしたので、ちょいとリッチな気分の時には良く買ったのですよ。
(普段は1本5円のいわゆるチューチューを飲んでおりました。)
ミカン水というのは名の通りミカン味の飲み物でしたが、色は無色。
でもちゃんとミカンの味がするのが面白く、大抵はこちらを飲んでおりました。
(無論無果汁であります)
一方ニッキ水は赤や緑、黄色といったどぎつい色で、子供には少々過激なとピリリとした風味。
このピリリがなんとも言えない感じで気づけば結構癖になり、わかりやすいミカン水に飽きた時には、
ちょいとこの刺激の強いニッキ水に良く手を伸ばしていたのです。
これらは駄菓子屋だけでなく銭湯にもよくあったので、
確か、どちらも確か中学くらいまで(1970年代末ごろ)までは見かけたのですが、その後はとんと見かけなくなりました。
で、この度とある道の駅でこの日記の葉っぱが売られているのを見つけ、
「やった!これで懐かしいあのニッキ水を家で作れる!」
そう喜び勇んで買ってきたのですよ。
そういうわけで…
なになに…
2リットルの水で葉っぱを20枚ほど、約15分間煮出すのか…
というわけで煮ること15分
う~ん、これでええんかな?
確かに若干色は出ているがなんとも薄い様な感じがする。
試しに飲んでみると…
やはり薄い!
確かにニッキの風味はするけれど、あのニッキ水とは程遠い!
「これじゃあ、ニッキ水というより、ニッキ茶やな~。」
そうつぶやくと、
「だからニッキ茶って書いてあったで。」と奥さんが。
「え?」そこで葉っぱの入っていた袋をもう一度手に取ってよく見ると、確かにそこにはニッキ茶と。
なるほど、やはりニッキ水を作るのには、葉っぱではなく樹皮をに出さねばならんのか…
てなわけで、この後お茶が冷えるのを待ってからペットボトルに小分けにし、
店番の時にでも飲もうと冷蔵庫で冷やしてみたらば…
わはは!まっ茶色ですよ!
あれま!いきなり濃くなった!
しかも色だけでなく味までも刺激的になって、こりゃ美味しい!
へ~、時間を置く方が風味が増すのか~♪
てなわけで、結構気に入ったこのニッキ茶。
まだ葉っぱが残っているのでまた今度作ってみます。
というか、
ニッキって肉桂(ニッケイ)のことで、あれって樟(クスノキ)の仲間だから、もしかしたら楠木茶もあり得る?
そう思い調べると実際に結構飲まれている様子。
クスノキなら結構いろんなところで見かけるからその時に少しはっぱを頂戴して作ってみようかな?