もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

すごく勝手な人たち

2007-07-04 18:14:58 | 保護活動について
私たちのわんこの散歩コースに、一匹のわんこがいます。
そのこは、プーたち小さい子が前を通るときには吼えませんが、
ジョイが通ると吼えてきます。
でも、その吼え方は変わっていて、数回吼え、すぐに目をそらし横を向く。
いつからかその様子が気になるので立ち止まり、様子を見るようになりました。

すると…

何というひどい飼育状態!

冬場は日の当たらない、夏場は西日が容赦なく差し込むガレージに、
1mほどの鎖でつながれっぱなし。
しかも、そのまわりにはおしっことうんちが。
つまりこれはお散歩に行っていないということ?
(今年に入ってからは、まだ寒い時期に水をかけて小屋と一緒に洗っている様子を見かけました。)
そして今はもう夏だというのに、春先に生え変わるはずの毛がいまだにモコモコの状態で残っております。
ということは、その間全くブラッシングなどされていないということですよね。

あんまりにも気になるので、その後近所の方に尋ねてみると、
「あそこはね~」
やはり思ったとおりで、餌だけ与えられて後は全く放置されているそうです。
そのご近所さんもそのこが可哀想で、何度か言いに言ってくださったそうですが、
全く聞き入れてもらえていないそうでした。

「あれは立派な虐待で、緩やかな死刑ですよね。」

「もし不要な子ならば、里親さんを探すという方法もあるのにねえ。」

そういう話をしておりました。


そして今朝のこと、前述のご近所さんがうちの店に来られてこうおっしゃいました。
「あちらの飼い主さんとお話をしました。」
そして飼い主さんは、こうおっしゃたそうです。
「大きくなった犬をもらってくれる人がいるのですか?いらなくなったので保健所に持っていこうかと思っていた。」

なんとまあ…

結局、再度そちらの家庭でご主人と相談の後、
飼い続けるか里親を探すか決定するそうです。

そういうわけで、仮に里親募集になったときには、
またこちらの方で告知をいたします。



さて、今回の件では飼い主さんは「血統書があります。」とのことですから、
子犬のときにきちんと購入されたんだとお思います。
ということは、その子が欲しいからお金を出して手に入れたと…
だから、子犬のときはそれなりに可愛がったんだと…
そう思います。

それがどうしてこのようなことになったのでしょう?

やっぱ、大きくなって飽きたんでしょうか?
そこの家庭では、犬は家族ではなく玩具だったのですね。


実はこういうのは特別な話ではなく、

最近あちこちで増えているようです。

本当に勝手ですよね。





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5 コメント

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悲しい (和泉)
2007-07-04 20:13:50
悲しい話ですね、
でもこれが現実として多くありますね、
和泉も子犬の可愛らしさは解りますがペットショップで
オモチャを買う感覚で買ってくる、だけど1年経たない内に
大きくなってしまい、どうでも良くなってしまうようですね、
最初から【アイボ】を買えばよいと思われる人が多すぎますよ。

和泉が書いた子犬の物語「和泉版パオの物語」が本日のリンクです。
返信する
Unknown (nov)
2007-07-05 15:50:27
番犬用に外で飼われている犬達は
ここまでひどくはなくても
つなぎっぱなしで散歩滅多にしない・・・
という家庭が、すごく多くないですか・・・?
そう考え出すとキリがないくらい
子供の頃から今までいろんなワンコをみた気がします

玩具同然に簡単に手に入れて簡単に捨てたり、放置したり・・・許せない
返信する
悲しいですね。 (ぷーどる♀)
2007-07-05 17:08:08
本当に!
年代、性別に関係なく、ペットショップなどで衝動買いし、何ヶ月かして、「飼えなくなった」と言って保健所に持ち込む輩がいますね

 今日、会った人…ペットショップで、子犬が売れ残っているのを見ては、「可哀そうで、見てられない。辛い。」と言っては、買い取って、現在8匹の子達と暮らしておられます。
 「でも、もう これ以上は無理…。頼むから、もう、売らんといて~。」って、おっしゃってました。
 けど、法律で禁止されない限りは、売り続けるのが現実…。生体販売、どうか、やめて欲しい…。


 和泉さんはじめ、愛護団体の方達が、一匹一匹の子に対して、どれほどの愛情を注ぎ、新しい飼い主さんを探す時に、どれだけ神経を遣っておられることか…。
 よく考えもせずに、「好きだから、勝手にやってるんでしょ。」という人がいるが…。
 確かに、まず、「好き」でないと、できないかもしれない、が、それだけでは、できないと思います。
 全ての子を助けられるほどの、経済力と人手とが無い限り、毎回、「命の選択」を迫られる…。
 「好き」だから、皆助けたいのに、辛い選択をせざるを得ない…。
 毎回、そんな辛さを経験されている、団体さん達だって…罪の無い子達が不条理に殺されるなんてことさえなければ、安心して、自分が飼っている子達の楽しいことに目を向けていられるのに…。

本当に、「アイボ」にしといてくれ~!!って思う人がいますね。
「アイボ」、少々お手ごろなのを作って、「生きている犬達と違って、ウンチやオシッコの粗相も無し、グルーミングにかかる費用やワクチン代も不要、これ以上大きくなりませんし、お散歩も、面倒なら、行かなくていい、旅行に出かける時も安心して出かけられます」とか宣伝して…。

和泉さんの「和泉版パオの物語」
現実の物語…感動です。
返信する
むむむ・・・ (kokamotoinu)
2007-07-08 22:39:38
犬を繋いで飼う・・・日本では昔から、深く考えずに『犬はこうやって飼うもの』みたくなってる部分がありますよね。
狭くて暗い通路で飼われて、毎日遠吠えして、その度怒られるバセットハウンド・・・。
数分の散歩以外、短いチェーンで繋がれたままで1日の殆どを過ごすボーダーコリー・・・
確かにそこに『居る』のに、居ないかの様に、目に入らないかの様に扱われるミックス犬・・・。
まだまだ日本では、法律上、虐待には当たらないんですよね(泣)

こういった飼い主さんには、想像力が欠落しているのでしょうか・・。
餌さえやってりゃイイって感じなんでしょうか。

ぷーどるさん♂♀さんとご近所様の愛に、大変感謝です。
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おっしゃるとおり! (ぷーどる♂♀)
2007-07-09 12:36:04
kokamotoinuさんこんにちは!

まさにそう、「想像力が欠落」しているのです。
自分と、その近しいもののことだけしか考えられないので、
他者(人も含め)の心情や感情を推し量ることが出来ない、そういう人たちです。
悲しいかな最近やたらこういう人々が多いのです・・

ですが、全く逆に方々もおられるわけで。
今回動いてくださっている方などは、
他者の痛みにすごく敏感で、そのために動かれることをいといません。
そういう方々の存在が光ですね。
実際、このケースでも、
「飼い主さんに話をする」、この仕事が一番面倒で難しいところです。
そこを動いてくださったので、本当に感謝しております。
まだ、今後どうなるかはわかりませんが、
動きがあればまたご報告させていただきますので!
(*^人^*)
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