「こんにちは!ぼく、ういろうです!」
「こんにちは、くんくん…」 「くんくんくん、こんにちは」
「こんにちは!ぼくです!ういろうです!」
と、この様に社交的な性格のういろう君は、公園でほかの子たちに出会うと積極的にご挨拶。
特にこの日であったのは、全員女の子ということもあり、ういろう君は大ハッスル!
ですが…
「どう?」 「仲良くなれた?」 「あかんかった…」
「そっか…、じゃあしゃあないね…」
というわけで、家族であるピコとクマチとこうして散策。
そう、悲しいかな、ういろう君は女子からは全くモテないのですよ~!
実はその理由は明らかで…
毎回毎回、アピールの仕方を間違っている!
それはいつもこんな感じ。
「ねえねえ、ぼくかっこええねん。」
「ん?どういう風に?」
「ほら!こんなに大きいウンチが出るねん!」プリプリ…
「(うわぁ…)」
「な?な?」
「いや、その…」
「まだまだ出るねんで!」プリプリ…
「(うわぁ~!どん引き~!)」
と、毎回毎回このような感じで、出だしはよくともすぐに引かれてしまう。
でも当の本人はそういうのに全く気付かず、
「あれ?かっこよくない?ではこういうことも!」
チョンチョロリん♪チョロリン♪
と、今度は脚を大きく上げてオシッコでアピール!
違うねん!
ういろう君よ、そうではないねん!
だけども、全く応えないういろくんは、その後もご機嫌で…
「すっきりしたから、いっぱい歩けるね~ん♪」
と、ご満悦♪
ま、ええか…
機嫌よさそうやし。
でも、なんか毎回不憫でならないのです。
(=^^=)ゞ
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