エミール・ガボリオ ライブラリ

名探偵ルコックを生んだ19世紀フランスの作家ガボリオの(主に)未邦訳作品をフランス語から翻訳。

「もの言わぬ証人」出版

2021-03-03 10:05:14 | ソーンダイク博士

長い時間が掛かり、その間にいろいろなことがありましたが、

オースティン・フリーマン作「A Silent Witness」をようやく訳し終えました。

アマゾンで見てみたら「もの言えぬ証人」というアガサ・クリスティ作品があるようです。原題は”Dumb Witness" 、口がききたくても言葉を喋れない犬が唯一の目撃者、という設定。こちら、フリーマンの場合は死体。まぁ素朴なタイトルです。

以下のごとく、出版開始いたしました。

「もの言わぬ証人 前編」はこちらから

「もの言わぬ証人 後編」はこちらから


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2 コメント

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素晴らしい翻訳 (弾十六)
2021-05-08 22:28:04
読了しました。ちょっと解決編がグダグダですが、ハラハラドキドキの面白い話でした。翻訳は面白いところは面白く、ロマンチックなところはロマンチックに、訛りの処理も上手だな〜と思いました。
会話が素晴らしいといつも思います。ミス・ヴァインがとても良いですね。
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ありがとうございます (牟野 素人)
2021-05-10 13:00:34
弾十六さん、お久しぶり。いつもありがとうございます。私は若い時から路上で楽器などを演奏して投げ銭を貰うというのが羨ましくて、いつかいっぺん投げ銭を貰ってみたいなぁと思っていました。
楽器も弾けず、何の能もないので、自分には無縁と諦めていましたが、それが叶いました。有難う御座いました。その上過分なお褒めの言葉までいただいき、恐縮頻りでございます。
解決編がグダグダ…そうですね。それに最後の総括の章ではソーンダイクが「彼は頭の良い人間だ」「愚か者だったらこんなことはしない」という風に同じことを二度言うのに参りました。
ただでさえ翻訳すると原文より長くなるのに、ほんとに訳者泣かせです。
とは言え、作者が楽しみながら書いているのが伝わってきて訳すのも楽しい作品でした。
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