プカプカプク日記 ~Life is Trip~

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呼吸入門

2010-08-22 | プクニの本棚
ヨガの呼吸法と言えば”複式呼吸”ですよね。
ヨガ教室に通っていますが、出来ているのだかどうだか・・・!?

先日のダイビング講習では、
中性浮力に必要な吐き気味呼吸や吸い気味呼吸など教えてもらって
結局ダイビング中も細く長くゆっくり”複式呼吸”が出来ればいいと解りました。

などと”呼吸”に関してちょっと意識が向いていたら
クニパがこんな本を見つけて買って来ました。

『呼吸入門』齋藤孝著(角川文庫)です。

本書表紙裏によると
 日本人は、心身を安定させる技としての息の仕方を忘れ、
 キレやすい身体になってしまった。
 今こそ日本人の優れた呼吸の仕方を蘇らせよう。
 丹田呼吸法、禅の瞑想といった高度な技、数千年の叡智を
 誰にでもできるシンプルな「型」に凝縮した齋藤式呼吸法を実践することで、
 精神が安定し、集中力が増し、疲れにくくなる。
 呼吸を通じて日本文化の真髄に迫る、齋藤身体論の集大成、感動の名著ついに文庫化!  
と、なっています。

私はまだ出だししか読んでいませんが、とても興味深そうな本です。
着物を着ていた時代には自然と肝が坐るということが出来ていた日本人。
和服がからだの構えを作っていたんです。
急な近代化、生活の西洋化などの結果、家庭で躾られる当たり前がすっぽり欠落してしまった。
身体文化の支えになっていた呼吸力が根底から崩れている、と言う著者。
面白いので続きを読みすすめましょう。

それにしても”呼吸”というものが精神にこんなに影響を与えていたんですね。
感情の制御が出来るようになったりストレスに強くなったり
深い呼吸をするだけで変るんですって。

3秒吸って 2秒腹に溜めて 15秒でゆっくり吐く の「3・2・15の法則」
これだけで、身体の力が劇的に高まるって。

ヨガやダイビングの時だけではなく、
無意識にしている普段の”呼吸”も見直してみたいと思いました。




コメント (2)
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