プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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『たゆたえども沈まず』原田マハ

2024-01-18 | プクニの本棚
『たゆたえども沈まず』原田マハ/幻冬舎(2017/10)

19世紀末、パリ。
浮世絵を引っさげて世界に挑んだ画商の林忠正と助手の重吉。
日本に憧れ、自分だけの表現を追い求めるゴッホと、
孤高の画家たる兄を支えたテオ。
四人の魂が共鳴したとき、あの傑作が生まれ落ちた―。
原田マハが、ゴッホとともに闘い抜いた新境地、
アート小説の最高峰。ここに誕生!
~BOOKデーターベースより


TV『サンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃん』で
愛菜ちゃんが「この本読んで”林忠正”を知っていた」と言うので
ちょうど原田マハさんをまた読みたいと思っていたので
図書館予約で借りて読みましたよ。
面白くて一気読み。
実際林忠正とゴッホに交流があったのかは原田さんの創作ですが、
こんなストーリーを作れるなんて!
ただ、林忠正の人物描写が浅くて、
もっともっと林忠正のことも知りたくなりました。
欧米で日本芸術の普及と理解に多大な貢献を果たしたパイオニア・林忠正。
もっと評価されるべき人物ですね。

それと、ゴッホの耳切事件は有名ですが、
てっきり私もズバッと切り落したのかと思っていたら、
耳たぶの先端を切っただけだったのね。
十分痛いけど

この小説ではゴッホにアルル行きを勧めたのが林忠正になってますが、
実際はロートレックが勧めたのですよね。

この本の表紙には「星月夜」、
裏に歌川広重の「大はしあたけの夕立」があるのが良い。







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