すっかり忘れていそうながら、実はしっかりとエージングをさせていた「禁断のclassAAヘッドホンアンプ」。
まずオペアンプを交換を。
+12V(正確には+-6V仕様)から、+15V仕様にして、5532からOPA2134にして、低域がよく出るようになったのと
出力側に付けていた電解コンデンサが不要と思われたので、撤去することに。
そして、+24V(+-12V仕様)にあげてエージングを続けた結果、すばらしい音に変化したことに
気づき、最初から高い電圧にすべきだと思うほどの変化があって満足することに。
+15Vでもオペアンプを交換したことで、低域はそれなりに出ていたものの、もうひとつしっくりとこないというか
いわゆるボワつくというか、もやもやした音だったものが、かちっとした感じでしっかりと出ている様子だし、
高域もさらに伸びたのか、すっきりと抜ける音になっているので、曲によっては耳が痛い場合があるものの、
少しだけ音量を下げるだけで十分に聞ける音になっていたのには、驚きかも。
どんしゃりではないものの、高域と低域が出ると、どうしても中域が弱く感じるようになるものの、
何故かそれを感じられないのは何故なのか???
これこそ、「禁断のclassAAヘッドホンアンプ」の本当の実力なのだろうかと、今頃知ることになるとは。
いろいろ試してみるのは大事だというのが、改めて分かったという次第で。
ちなみに、オフセット電圧はほとんど変化がないというのも、面白い傾向かと。