現在時点での、「たかじん式ディスクリートヘッドホンアンプ」最終的な回路を。
回路図と実体とで違いがあるので若干修正を。
グランドをシャーシに落としている所は、入力のグランド部分で、グランドループを切るために2.2Ωを入れているため
このようなややこしいことになるのはしかたないものの、とりあえず現時点では無音時にはハムノイズも発振も
聞こえない(耳での話し)ので、とりあえず、この状態で引き続きエージングということに。
久々に、ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3の音を聞いたところ、何か違いがあるのに気づいて。
今までの経験から、どれも同じような音になるはずだったのに、たかじん式が何か違うような気が。
低音のガツンとくるものがなく、これは変だと。
安定して動作しだした頃には、カナル型でもドスンドスンといった感じで音が鳴っていたのに、
音量を絞ると、なにかさわやかにさらっと鳴っている感じがして。
ただ、音量を上げると、低音もしっかり聞こえるので、これでもいいのだが、いつもいつも大音量というわけには
いかないのと、他の用事をしながら聞く場合が多いので、少し小さめの音量でも低音がしっかりと聞こえた方が
都合が良いので、少し手を入れることに。
BC560/BC550Cの両端の抵抗を入れ替えることに。
括弧内が元の設定値ながら、低音重視?パンチ重視?という事で、それぞれ上に書いた抵抗に入れ替えると、
おおおお、これだこれだ。
ひょっとすると、前述の「禁断のClassAAヘッドホンアンプ」を超えた音がしている様子で、
どうして早く気づかなかったものかと。(失敗ばかりなり)
これでまたひとつ、聞く楽しみが増えたというのは、よろしいことかと。