「たかじん式ヘッドホンアンプ」を若干改良を。
低音がすばらしく響くようになったものの、それと引き換えに終段の発熱量も増えて、
アルミ板のみのヒートシンクだけではトランジスタ付近で45度を超える状態となり
これは夏場に問題が出そうなのと、音にも若干影響が出てきているので、
ヒートシンクを追加することに。
古いマザーボードのレギュレータに貼り付けられていた(両面テープで固定とは驚き。
そして熱でポロポロになっている始末)のを外してねじ穴加工をして取り付けることに。
隙間から漏れている物は、シリコングリス。
これで発熱状態を計測すると
トランジスタ付近でなんとか予定していた40度を切る事が出来て、ヒートシンクの先では30度を切る状態となった
ものの、上蓋を閉めてしまうと放熱が出来ないのでケースに穴を開けるか、蓋部分に隙間を開けなければならないようなので、
まずは手抜き工事から。
ケース下側の上面が折り曲げ加工されているため、そこにマジックテープを貼り、
上蓋はマジックテープだけで固定するようにして、少ないものの隙間を開けて熱を逃がそうという
姑息な作戦を。
こんな1.5mmの隙間でも、あるのとないのでは相当な違いがあって、蓋無しに比べて1度ほど
高くなる様子で、夏までにはこのままでも十分使えそうな感じかと。
でも、根本的にはヒートシンクの真上の上蓋部分に穴を開け、網を取り付けて放熱させる必要が
ありそうかと。