ぺるけ式ヘッドホンアンプVer3のトランジスタを交換することに。
前段はBC560/BC550Cに交換していたので、終段を換えることに。
以前から、気になっていた点は、冷えた状態から電源を入れて40分ほどすると、音に変化が現れることで。
音像というか定位というか、温まってくると音が広がるというより、悪い言い方ながら、音として聞こえてくる
位置がぼやけてくる?、ぺるけ式の特徴でもある、ボーカルが遠くにある、というのではなく、また別の
感じを受けてしまい、この現象が終段の発熱状態に合わせて起こるため、放熱板をつけようかと
基板横からまっすぐみたのが、この写真で。
基板設計時には放熱板を付ける予定をせずアートワークをしたのと、2SC3421/2SA1358であれば
トランジスタの表裏があまり違いがないため、放熱板をつけようと思えば真っ直ぐの板に穴を開けると
可能だったものの、2SC4793/2SA1837に交換すると、足の並びが違うため、元と逆に取り付ける事となり
どうしようかと思ったものの、トランジスタのタブ部分の上側(引っ込んでいる側)に放熱板をつけると、
多少なり放熱できるかとも思い。
それとも、トランジスタ左右の裏側どおしを長い板2枚でそれぞれ繋ごうかという、無茶な方法も考えても
いるものの、さてどうしたものか。
とりあえずトランジスタを交換して、クールブートさせてみると、1時間たってもあまり音的な変化が
現れず、一応安定している動作なので、放熱板の案件も頓挫中ということで。
ただ、冬場の話であって、夏になると、これも問題になりそうなので、今のうちから対策せねばと。。。