計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

クリスマス・イヴに2007年を振り返る。

2007年12月24日 | 何気ない?日常
 今年は新潟県中越沖地震が発生し、自然の脅威を感じる共に防災のあり方についても色々と考えさせられました。私も発生当時、近くのマンション6階の自室にいましたので、大きな揺れと恐怖を感じました。あれから5ヶ月が経ったのですね・・・。

 ところで、今年を表す漢字は「」・・・。食品偽装が相次いで発覚しました。やっぱり、お天道様はちゃんと見てるのかもしれませんね。儲けを出す事は至上命題。しかし、そこにもちゃんとルールが存在します。このルールを破った者にはペナルティーが課される。至ってシンプルな話です。ルールはきちんと守りつつ、持てる力を最大限に発揮して、ステークホルダーサティスファイの実現に向けて尽力する事ですね。

 今の世の中、近視眼的には「正直者は馬鹿を見る」事もあるかもしれません。しかし、長い目で見れば、悪い事をしているといつか思わぬ形で天誅が下る。そんな気が、しないでもありません。最近はわざわざ「企業コンプライアンス」という言葉を作っている位ですし・・・。

 社会保険庁で年金をくすねてきた連中は、大臣から「盗人は牢屋に入ってもらう」と宣告され、防衛庁の不祥事もいまや司直のメスが入っています。今年発覚した偽装の多くも内部告発によるものだったとか。

 何かと暗い話題が多かったような気がする今年もまもなく終わります。来る2008年が良い年である事を願って「メリー・クリスマス」この言葉を皆さんに送ります。
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