計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

4月9日になりました。

2010年04月09日 | 気象情報の現場から
 新潟でも、そろそろサクラの開花が発表される頃ではないでしょうか。私も「ごく内輪」の範囲を対象に、独自のサクラの開花予想を行っております。この「ごく内輪」というのは、気象予報士事務所および塾の教室スタッフ、そして英会話のクラスメートの合わせて10名強です。

 今年からは気象庁の開花予報が無くなり、民間気象会社3社の独自予報がマスメディアで伝えられるようになりました。各社ともそれぞれに、実に面白い手法を駆使して独自の予報を発表しています。そこで、私も独自の計算方法を発案して実験的に予報を試みております

 特に4月の始め頃から、学習塾や英会話のクラスで「県内のサクラの開花がいつなのか」と毎度のように聞かれるので、その度に「4月9~11日」の範囲で答えています。日によって微妙に予想の変動はありますが、大抵は9(金)、10(土)、11(日)のどこかで開花が発表され、その5~6日後が満開期となるでしょう、と答えています。

 今年は「ごく内輪」で(もう内輪じゃないけど・・・)実験的に予報を行いましたが、来年は独自予報を大々的に発表できるようになりたいものです(願わくば、地域のマスメディアを通じて?)。

 これから3日間、サクラの開花の便りを、今か今かと、それこそ戦々恐々の心境で待つ事になるでしょう。
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