アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

脳内麻薬-ソーマ・パイロットの言葉-4

2024-10-04 03:29:49 | 人と神の「実際のところ」

◎耐えられるぎりぎりのトリックを解く方法

 

『ソーマ・パイロットの言葉』の続き。

 

『素直であればいい

混乱や恐怖や不可解な中でも

ただ素直であるしかない

天国だろうと地獄だろうと

おれはあるがままでいるしかない

 

ドラッグ・ソーマの神は

時にトリップ者を

トリップの袋小路に誘い込む

それはトリップ者が

耐えられるぎりぎりのトリックだ

そしてこの耐え難い

トリックパズルを

解くやり方は

素直であること

それのみである

 

恐れるな

恐れにどんな根拠もない

今こそ

君はすべてのすべてを見る

君がすべてのすべてだ

 

今は

死ぬに最高の時だ

とっくに

おれは死んでいる

 

どこにもどろうというんだい

もどる場所なぞ

ありはしない

おれが

あらゆる場所

それ自体だ

 

宇宙とか神とか悟りとかを

気にしていない

君は無限に

それ以上だ

 

君にとって

一番すてきなもの

それが君なんだよ』

(メディテーション/トラベル・ガイド/ダンテス・ダイジから引用)

 

冥想修行者が耐えられるぎりぎりのトリックでは、混乱や恐怖や不可解があり、天国も地獄もある。

そこで、素直であって、あるがままにして、恐怖がなければそのトリックを克服できる。

 

そこで、今は、死ぬに最高の時だ。どこにもどろうというんだい。もどる場所なぞ、ありはしない。

 

さて気がつけば、とっくにおれは死んでいる。

おれが、あらゆる場所それ自体で、おれがすべてのすべてだ。

 

このパートは、私個人とそれが逆転してすべてのすべて(第六身体アートマン)になることを強調している。ニルヴァーナは出てこない。

コメント
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