アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

アメリカの戦略ミサイル原子力潜水艦SSBN

2022-12-30 06:39:43 | 時代のおわりneo
◎究極の兵器

アメリカの世界支配の力の源泉が、この戦略ミサイル原子力潜水艦SSBNである。

この潜水艦には、24基のトライデント・ミサイルの発射筒が装備されている。この筒の中に一升瓶型ミサイルが12発格納されており、それぞれのミサイルには10発の核弾頭が装備されている。つまりSSBN潜水艦1隻には核弾頭が2880発ある(24×12×10)。

この核弾頭1個1個はそれぞれ独自に目標めがけて飛ぶが、その1個の破壊力は、広島・長崎の原爆の1千倍の破壊力を有する。この核弾頭をSSBN潜水艦1隻で2880発持つということは、1隻で地球全体を壊滅できるということ。

よって戦略ミサイル原子力潜水艦SSBNは究極の兵器と呼ばれる。アメリカはこのSSBNを14隻有しているので、世界の支配者、世界の警察官たり得ている(2011年現在)。

こうした究極の兵器を北欧神話のシャーマンが幻視すれば、トールの槌や、オーディンの槍に見えるだろう。戦略ミサイル原子力潜水艦SSBNの就役は1979年。もう人間は神々の持つべき最終兵器をその手に入れて久しいのである。

ノストラダムスの預言に、「1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる。アンゴルモアの大王を蘇らせるために。その前後、マルス(軍神)が平和の名のもとに統治する」とある。

第二次大戦後、アメリカは核兵器を大量に保有することで戦争を抑止してきたからこそ、大規模な戦争が起きなかったという現実がある。この現実こそ「マルス(軍神)が平和の名のもとに統治する」である。

大規模災害は、大三災(風、水、火)、小三災(飢、病、戦)で、戦争は小三災分類である。戦争は小三災だから大したことはないと言えないほどの不安定な時代になったのだ。

浙江財閥の宋家三姉妹の長女は大財閥の御曹司・孔祥熙と、次女は革命家・孫文と、三女は蒋介石と結婚して、ファミリーのリスクヘッジを図ったが、こうしたグローバルなヘッジですら、「人間のさかしら」として相手にされない時代のうねりを感じさせられる昨今である。
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