◎守護神も含めた全人類の審神
(2015-11-23)
出口王仁三郎は、第二次大本事件が天王台の審神であるとし、これにより既に善と悪は立て分けられたと述べた。天王台の審神については詳述されていない。
天王台の審神とは、以下の神諭を見る限り、守護神も含めて全人類が審神されるビッグ・イベント。第二次大本事件は教団にとっての天王台の審神であったが、全人類に向けての審神ではあるまい。全人類一人一人が善玉か悪玉か判定されるのである。
これまでは、中有で寿命の到達した順番に審神していたのだろうが、天王台の審神では、全人類一斉審神があるようなイメージである。
『是でも見て居ざれよ、今に善悪の身魂の審判が始まるぞよ。天王台の神庭会議が始りたら、何如な守護神でも薩張尾を出して、化けの皮を表はすやうに成るぞよ。
そうなりては可愛想なから、其所に成るまでに改心をさして、化けを表はさずに此儘で続いて行らしたいと思へども、余りの事で改心の為せやうが無いぞよ。
思ひの違ふ人民斗りが現はれて、世界は開いた口が塞がらぬ事斗り出来するぞよ、是の判りた人民今に無いぞよ。』
(雑誌神霊界77号P13の神諭から引用)
更に出口王仁三郎は、第二次大本事件が霊界物語第28巻に書かれてあるとする。守護神も含めた審神が行われ、世の大峠を経れば、以下の序歌のように月光いよいよ世に出でる霊的文明の始まりとなる。
霊界物語第28巻序歌
『序歌
月光いよいよ世に出でて 精神界の王国は
東の国に開かれぬ 真理の太陽晃々と
輝き渡り永遠に 尽きぬ生命の真清水は
下津岩根に溢れつつ 慈愛の雨は降りそそぐ
荘厳無比の光明は 世人の身魂を照らすべく
現はれ坐せり人々よ 一日も早く目を覚ませ
四方の国より聞え来る 誠の神の声を聞け
霊の清水に渇く人 瑞の御魂に潤へよ。』