◎二度目の面会チャレンジも失敗
(2015-05-22)
岡本天明は、日月神示のシャーマン。依代の常として、降りた神示の解釈は、岡本天明自身が行うことはできず、通常は審神者が行うもの。
日月神示は、昭和19年6月から岡本天明に降りて、自動書記した。天明は、神示を降ろしている神は、出口ナオに関係する神霊らしいと考えて、天明は、日月神示の審神を受けに亀岡に向かった。しかし、中矢田農園に居る出口王仁三郎に2度に亘って面会を試みたが、結局出口王仁三郎に会えずじまいだった。
二度目の面会チャレンジも失敗におわり、口をきいてくれた倉田地久の前で、天明は男泣きに泣いたという。
(以上出典、岡本天明伝/黒川柚/ヒカルランド)
出口王仁三郎は戦後も数年存命であったが、その後存命中にも審神を受けたことはなかったのだろう。
日月神示は、出口王仁三郎の審神を受けずに、結局漢数字だけの部分の解釈など高田集蔵という人物によるところが多く、今に至るらしい。
日月神示は、大本系でありながら、出口王仁三郎の審神を経ていない。よって私は十全の信用を置けるものではないように思う。内容や言葉使いなど、既に審神済の大本神諭、いろは歌などに似ているが、内容的にはどんなものなのだろうか。