唐宰相一覧［除皇族］133.李迥秀

李迥秀。字は茂之。
李大亮の族孫。
祖濟州刺史玄明。父宣州刺史義本。
進士と英才傑出科に合格。
相州參軍事を経て考功員外郎に至る。
則天に見いだされ鳳閣舍人、天官侍郎。
大足初、檢校夏官侍郎仍領選として人事を分掌し著名。
同鳳閣鸞台平章事として相となる。
張易之兄弟に迎合。
収賄に座して廬州刺史に貶せられる。
易之誅後、さらに衡州長史。
中宗が即位、將作少監に戻り、鴻臚卿脩文館學士に移る。
朔方道行軍大總管として出征し、兵部尚書に。
50歳で卒する。贈侍中。
文才があり客を好んだ。
母に極めて孝行であったが、則天への迎合かもしれない。
子は齊損。
［宰相履歴］
長安元年6月夏官侍郎平章事～二年3月充使山東諸州安置軍馬并檢校武騎兵
～10月三品～四年2月貶