大暦10年3月
[新]甲午,陝州軍亂,逐其觀察使李國清。
[旧]甲午,陝州軍亂,逐觀察使李國清,縱兵大掠。國清卑詞遍拜將士,方免禍,一夕而定。
[通]甲午朔,陝州軍亂,逐兵馬使趙令珍。觀察使李國清不能禁,卑辭,遍拜將士,乃得脫去。軍士大掠庫物。會淮西節度使李忠臣入朝,過陝,上命忠臣按之。將士畏忠臣兵威,不敢動。忠臣設棘圍,令軍士匿名投庫物,一日,獲萬緡,盡以給其從吏為賞。
[背景]
陝州は東都と京師の中間であり、黄河を遡及してきた官物が陸送に置き換わる重要地点です。軍自体は小規模であり、河陽の軍乱に触発されて蜂起したものでしょう。
[結果]
田承嗣との関係は不明ですが、自立できる環境ではなく掠奪が終わると鎮静化に向かいます。また凶暴な淮西節度使李忠臣が接近したため恐れて帰順しました。
[新]甲午,陝州軍亂,逐其觀察使李國清。
[旧]甲午,陝州軍亂,逐觀察使李國清,縱兵大掠。國清卑詞遍拜將士,方免禍,一夕而定。
[通]甲午朔,陝州軍亂,逐兵馬使趙令珍。觀察使李國清不能禁,卑辭,遍拜將士,乃得脫去。軍士大掠庫物。會淮西節度使李忠臣入朝,過陝,上命忠臣按之。將士畏忠臣兵威,不敢動。忠臣設棘圍,令軍士匿名投庫物,一日,獲萬緡,盡以給其從吏為賞。
[背景]
陝州は東都と京師の中間であり、黄河を遡及してきた官物が陸送に置き換わる重要地点です。軍自体は小規模であり、河陽の軍乱に触発されて蜂起したものでしょう。
[結果]
田承嗣との関係は不明ですが、自立できる環境ではなく掠奪が終わると鎮静化に向かいます。また凶暴な淮西節度使李忠臣が接近したため恐れて帰順しました。