モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

ショート・ストーリー

2021-05-10 05:56:25 | 福音について
ショート・ストーリーを書いてみました。

神の法廷はどのようなものですか?
聖典の言葉や預言者から裁かれるとはどういう意味ですか?
神の罰とは何ですか?



パーティー会場の前でみんなが順番待ちをしています。
入り口には大きな姿見(鏡)があって、一人ずつその前に立ちます。
衣にシミがなく白く輝いていることを確認すると、
幸せと喜び、感謝に満ちた様子でパーティー会場に入っていくのです。

自分の順番が来ました。
姿見に映る衣にシミを見つけました。
一つ、二つ、三つ…
全体がくすんでいるようもに見えます。

姿見の横にはこのように書かれてありました。
「皆様を歓迎します。どうぞ自由にお入りください。」

モロナイの言葉が心に聞こえてきました。
「エホバの楽しい(パーティー)であなた方に会うことになる」
ネルソン大管長は言いました。
「人生から取り除くべき瓦礫が分かるように祈ることをお勧めします」
総大会で聞いた一つひとつの勧めが心に浮かんできます。

鏡に映る表情は次第にくもり、涙が溢れてきました。
入場を咎める人は誰もいません。
咎めるものがあるとしたらそれは良心だけです。

その場に止まることさえできず、一人で表に出ました。
明かりのない夜の闇の中でひざまずき祈りました。
「主よ、この罰は重すぎます。わたしはこの暗闇の中で過ごすのでしょうか」

主の声が聞こえてきました。
「友よ、わたしはあなたのためにこのパーティーを用意しました。

あなたにすべてものを受け継いでほしかったのに、悲しいことです。
わたしはあなたにこの闇の中で過ごしてほしくはありません。
他にもう二つのパーティーを用意してあります。
そのどちらか、あなたの心に見合うパーティーに参加してください。
あなたに平安があるように」
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神の救い

2021-05-10 05:54:27 | モルモン書
「すべての人は…神の救いを見るであろう」モーサヤ15:31


皆さんは‟神の救い”を感じたことがありますか?
感じたことがあるなら「神の救いを見た」と言っても差し支えないのではないでしょうか。

主の再臨について「一度にすべての人に現れる」という考えもあるようです。
そのことについてわたしには分かりませんが、
主は天父と共にジョセフ・スミスを訪れました。
スノー大管長も主の訪れを証しています。
神殿に主が訪れたという話もよく聞きます。

これらは預言された再臨ではないのでしょうか。
そうであるなら主の再臨はすでに始まっており、
備えのできた人はその祝福にあずかれるということかもしれません。

同様に「神の救いを見る」ことのできる時が今すでに来ているとわたしは考えています。
実際にそれを感じている人があるわけですから。

皆さんはどう思いますか?
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