五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

許容範囲狭っ!

2011-07-06 16:42:32 | テレビ・芸能・新聞

というわけで、大変な思いをしてチューナーを取り付けたダンナ。

何が大変って、ブラウン管テレビの重いこと!
あの厚さ!
久々に側面を見たら、一気に昭和です。

そのブラウン管を動かし、背面からコードを繋ぎ合わせるのが、重労働。
ほこりと重さと狭さとの戦いだった模様。

やっと繋がったと思いきや、映らない。
正確には、NHK教育テレビと朝日放送以外映らない。

ダンナ、脱力。

電気屋に問い合わせてみたところ、アンテナが悪いのではないかということ。

私は悪い予感はしていたのです。

うちのテレビはやたら映りが悪いのです。
雨雪の日なんて最悪。

山間の家でもないし、
ビルの谷間の家でもないし、
何が電波をさえぎっているのでしょう。

ああ、だから私はデジタルっていけすかないんです。

アナログだと、ある程度許容範囲ってのがあるでしょ。
ザラザラでも映るには映る。
その曖昧さが人間っぽいじゃない。

デジタルは、1か0。
少しでも外れていると、拒絶する、その冷酷さ。

昔のテレビは、調子が悪くなると、バンバン叩いて直してました。
その荒治療で、一瞬は映ったりしたものです。

デジタル物なんて、叩いたりしたら、
デリケートな心を傷つけてしまい、一生立ち直れなくしてしまう。

それで、何枚DVDをダメにしたことか。

孫の雑誌の付録のDVDなんですが、汚い手で触ったり、なめたり、
そんなこををしているうち、映らなくなりました。

昔のビデオでもカセットでも、
映りが悪くなりはしても、テープが切れない限り、ちゃんと再生できたじゃないの。

回りがちゃんとお膳立てをして、体制を整えてあげて、
そうしないとちゃんと動いてくれない、お高くとまったエリートみたいで、
ああ、いけすかない。
ちょっと気に入らない事があると、拗ねて、一歩も動こうとしない。
何様よ!デジタルって